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【ビジネスインスタグラムアカウント運営方法】売上が伸びるアカウント活用方法①

まず初めにこのマニュアルは『個人アカでインフルエンサーを目指す方』や『とりあえずフォロワーを増やしたい』といった方向けではありません。
あくまでも飲食店や実店舗ショップ、またはECサイト等のブランドアカウントの成長目的であることが大前提になります。
(その理由は後述しますが、インフルエンサーとビジネスアカウントの属性は少し違く増やすべきフォロワーの属性も異なります。)

今回は基本的なインスタグラムの運営はスキップし、『よりビジネス向けの集客に向いたアカウントの作り方』をご説明していきます。

①ビジネス向けのアカウントと
インフルエンサーの個人アカウントの相違点

まず初めに前述した、『インフルエンサーとビジネスアカウントの属性の相違点、また増やすべきフォロワーの属性の違い』についてご説明します。

インフルエンサーアカウントは個人の発信アカウントとして1万フォロワー辺りからインフルエンサーとして認知されます。
インフルエンサーアカウントは基本的に自身の商材を持っていることは少なく、企業からの案件やタイアップ等でその収益が発生するビジネスモデルです。
その為、フォロワーの属性は『インフルエンサー個人を支持している人』となりますので、年齢層やフォロワー趣味趣向にはややばらつきがあります。
その為、このインフルエンサーになる増やし方(とりあえず1万を目指すなど)は個々の商材を持っているビジネスアカウントが真似するべきものではありません。

対してビジネスアカウントは個々の商材を持ってそれらを販売する、またはお店に来てもらう事を目的にフォロワー獲得を目指します。
この相違点は非常に重要な考え方になるのでしっかりを基本理念として抑えてください。

②ビジネスアカウントが
獲得すべきフォロワーの属性は?


ビジネスアカウントが目指すべきフォロワーの属性は結論から言うと『商品を買ってくれる、お店に来てくれる可能性があるお客様』つまり『見込み客』の方です。
本当に基本的な事ですが、ただ写真が良くてフォローしてくれるといったフォロワーは極論必要ないです。
(あくまでも極論です。そういったフォロワーも集めることは大切です。)

後述する話を簡単にするために見込み客を『見込みフォロワー』とします。

また1度利用したお客様に対してリピートを促すこともSNSでは効果的なアプローチになります。
そういったフォロワーに対しても積極的にアプローチする事がビジネスアカウントにとって非常に重要なムーブになります。
こういった1度お店を利用した事がありリピートを検討している顧客を『潜在客』といいます。
後述する内容では潜在客の様なフォロワーを『潜在フォロワー』とします。

基本的にはフォロワーの数ではなく、より見込み客や潜在客に近いフォロワーを獲得する事を目的に運営していくことが結果的に売上に繋がる最適解になります。
フォロワーの数ばかりに目が行って本来集客を目的にしたSNS運営を忘れないように注意して下さい。

③具体的な見込みフォロワー
&潜在フォロワーの増やし方


フォロワーの具体的な増やし方をご説明していきます。
インスタグラムのフォロワーの増やし方は様々ですが、今回ご説明する内容は『見込みフォロワー&潜在フォロワー』の増やし方のみになります。
使用用途やアカウントの属性によって他のフォロワー増やしのテクニックを追加で実施する事も良いと思います。


1,現実世界でフォロワーを増やす。


一番確実な見込みフォロワー&潜在フォロワー増やしの方法は来てくれたお客様または1度利用してくれたお客様にアカウントの存在を知ってもらう事です。
アカウントの存在を知ってもらう方法は以下の通りです。


・アカウントを見つけやすくする
・レジ横や商品に誘導QRコードを付ける
・サービス等でフォローを促す

他にもいろんなアプローチがあると思いますが、基本的には上記のような内容で来てくれたお客様や購入してくれたお客様に対してフォローを促します。
(すでに利用しているお客様は潜在フォロワーなのでフォローしてもらうことは重要です)

テクニカルな部分で『アカウントを見つけやすくする』という点で追記しますが、これはインスタグラムのアカウント名やアカウントIDの事等を指します。
検索でそもそも引っかからないアカウント名やIDは避けるべきですし、その他に検索欄に出た際にプロフィール画像等が一目でそのブランドやお店とわからない画像を使用しているとフォローされづらくなります。

また、プロフィール欄もアカウントの事をしっかりと情報記載する事も大切です。
URLは1つまで追加できるのでウェブサイトがあればそれも掲載すると良いでしょう。記載したいURLが複数ある場合は『リンクツリー』というサービス(無料)を使ってそこから複数のリンクに顧客を飛ばすこともできます。



2,インスタグラム内でフォロワーを増やす。


次にインスタグラム内でフォロワーを半自動的に増やす方法です。
最初に断っておきますが、アカウントの属性によって臨機応変に変えていく事が非常に大切です。1番は見込み客であるお客様がフォローしておきたいと思うアカウントを作成する事が大切なのは覚えておきましょう。

インスタグラム内でアカウントを増やす方法は以下の通りです。

・発見タブに載るように投稿を工夫する。
・見込みフォロワーが多そうなアカウントの投稿にいいね!をする。
・投稿を単純に増やす。

非常に簡単にまとめていますが、一番大切なのは『発見タブに載るように投稿を工夫する』という項目です。

発見タブとはインスタグラムの検索欄の事で虫眼鏡マークの項目を指します。誰もが何かしらのアカウントを検索する際に使用する所でそこにはインスタグラムがユーザーの好みにあった投稿を自動でまとめて並べてくれています。
発見タブとはその欄の事であり、そこに乗る事がインスタグラム内での流入で非常に大きい比率の項目になります。

『発見タブに載るように投稿を工夫する』という投稿の作成方法ですが、以下のルールを守るようにして見て下さい。

・ハッシュタグは本当にその投稿に関連性がある5つ〜8つまで。(関連性がブレないのであれば複数付でも可だが非推奨)
・写真はアカウントに入った際の一貫性よりも『発見タブで目を引く写真』を1枚目と2枚目に設定する。
・ハッシュタグ以外に関連性があるワードを投稿にしっかり記載する。(長文かつ文才がある内容で顧客を楽しませる事も大事)

これに関しては詳しく説明するとインスタグラムのアルゴリズムから説明していく事になるので今回は割愛します。
ただ、上記のような投稿を一貫して投稿していくとインスタグラム運営側がアカウントにマッチしたユーザーにおすすめしてくれるようになります。
少し時間を要しますが、投稿を重ねていく際は上記のルールを守りながら投稿してみて下さい。

次に『見込みフォロワーが多そうなアカウントの投稿にいいね!する』という点の効果についてご説明します。

ブランドを立ち上げそのアカウントを運営していく際にいいねすべき投稿は見込み客が存在するアカウントのフォロワーの投稿です。

話がややこしくなるためこれもまた別で詳しく説明する会を書いていきますが、簡単に箇条書きにすると

・フォロワーの数とフォロー中数を見て『フォローワーの数が多く、フォロー中の数が少ないフォローワーを選ぶ』
・次にその中のフォロワーの投稿をいいねしていく。
・いいねは1アカウントにつき3いいねまで

となります。

いいねをする理由はそのアカウントに存在を知ってもらうことができるメリットがあるからです。
また、フォローする事は基本的にはしない方がいいです。
フォロワー数とフォロー中の数が同程度になってしまうと信憑性に欠けるアカウントに価値が落ちてしまいます。

フォロー返しは同じビジネスアカウントや共催している企業アカウントなどに留めておきましょう。

『単純に投稿を増やす』という点はあえて説明を省きます。(多分皆さんわかっていることなので)
しいて付け足すのであれば100投稿は目指すようにしましょう。
アカウントに訪れた人に多くの情報を視覚的に写真でまるでカタログの様に見せれるのがインスタグラムの長所でもあります。
投稿の数が少なければその分その効果も弱まってしまうのでまとまった投稿数を目指すように投稿してみて下さい。


3,インスタグラム外のSNSでフォロワーを増やす。


最後にインスタグラム外でのフォロワーの増やし方ですが、これはビジネスモデルによって多少違いが出てきます。
すべて実施しても問題ないですが、ご自身のビジネスモデルにあった事をする事で余計な手間が省けますので、その手間は時間等と相談して検討して下さい。

まず大きく2つにフィールドを分けます。

・実店舗、リアル販売
・EC店舗、ネット販売

言い換えると

・特定の地域特化販売
・日本全国販売

となります。

実店舗、リアル販売なのであれば基本的には地域特化ですが、全国展開を考える方もいらっしゃると思います。
その場合は1つのアカウントで運営を行うよりも地域別、又は店舗別にアカウントを設ける方がより発見タブでのヒットを狙えますのでその運営がおすすめです。
(1つのアカウントでも可)

話を戻すと

・実店舗、リアル販売 特定の地域特化販売
・EC店舗、ネット販売 全国販売

といった構図になるのですが、SNSには年齢層やユーザー特性等向き不向きが存在します。
それによってインスタグラムのアカウントの拡散をどこで行うかでフォロワー増加を見込める場合もあるので試してみてください。

代表的なSNSの特性をご紹介します。
是非参考にしてみてください。


・facebook
30後半〜60代まで利用
基本的に地域のコミュニティグループが存在するのでそこに投稿を行い拡散を狙うと地域の方が認知してくれやすくなります。
又、フェイスブックページなどを利用する際はインスタグラムとの連携もできます。インスタグラムに投稿すると自動的にフェイスブックページにも投稿される様になるので地域密着の場合は必ず活用してください。

・Twitter
10代〜60代まで幅広く利用
TwitterはSNSの中でも情報が1番早く生情報が手に入れられると考えて利用しているユーザーが多めです。
キッチンカーや販売する商材がすぐ売れてしまう、限定販売といった属性があるビジネスモデルであればより効果的なSNSです。

そういったビジネスではない場合は正直あまりやらなくていいと思います。Twitterユーザーは情報に厳しい(情報の正否を正しく判断しようとする)傾向がある為いい口コミも悪い口コミもつぶやき一つで一瞬で広がります。

その為炎上商法を目的とするならTwitter1択です。
ただ炎上商法は燃やす薪が無くなった際にうまく立ち回れないと本当に世間から消されるので知見のある方におすすめです。

又、地域特化か否かは『地域でも全国でも強い』と言えます。
全国展開でもTwitterの拡散力は非常に大きな武器になります。地域特化型であっても地域のお店や事業などをTwitterで模索しているユーザーは多いです。
(必ずしも様々な地域に当てはまるとは言えません)

インスタグラムとの相性は△です。
Twitterユーザーはインスタグラムアカウントはほぼ見ない(投稿もしない)という方が多いです。
リンクさせてTwitterとインスタグラムフォロワーを伸ばすという考え方よりも『よりコアなファンをTwitterで増やすアカウント運営』がビジネスアカウント作成において最適解かと思います。


おわりに

以上でビジネスアカウント運営において売上に繋がるアカウント運営方法の一部を記述しました。
これからもう少しテクニカルな部分を記事投稿していきたいと思います。
これからのシリーズをお楽しみに。

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