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"風の本棚" プロジェクトに託したいこと。

2020年の9月某日、軽井沢で子どもが同じ学校に通う保護者の方たちと、小さなプロジェクトを立ち上げました。

「本に集う時間を創る」をコンセプトに。

名前を"風の本棚"といいます。

なぜこの活動をやりたいのだろう? 何を試してみたいのだろう? 

そんな問いを自分のなかに投げかけてみると、でてくる答えは次の答えなのかなぁという気がしています。

今回のプロジェクトの特徴として、プロセスを全部見せていく、というものがあります。だったら、最初にメンバーの一人である自分が、どんなきっかけで「この指止まれ」の掛け声に集ったか、それを言語化してみても良いのでは?と書きました。(あくまで今時点での気持ち、これからどんどん変わるかもしれない、けれどそれもOKだと思ってます)

「あったらいいな」の純度を高める

個人の想い(「したい」)をカタチにできる時代になったと聞きます。プロジェクトベースで、個人が社会課題の解決に取り組む。それを立ち上げるハードルがどんどん下がっている、と。

たしかに娘の学校でも、授業自体がプロジェクト化し、コミュニケーションの文法もそれに合わせてどんどん変わってきていることを感じます。

それ自体は時代の流れだし、3歳の娘にもそんな力をつけて欲しいと願っている。

一方で、自分の「はたらき方」をふりかえったときに、次の時代に合わせた柔軟で身軽な思考ができているだろうか、はたと立ち止まることがあります。働き方が、よりよい方向に変わっていこうとしているときに、それを受け入れる身軽さを、持ちあわせているだろうか・・・。

変化の大きな時代です。

親の願いとして、未来を生きる娘に託しているものは、そんなに多くありません。「自分のやりたいを大切にして欲しい」「内発的な衝動をちゃんとキャッチして欲しい」「そのための心と体を整えていって欲しい」。

それを育んでいく過程を、親としてサポートしてあげたいなと思います。少なくとも、娘には古い価値観を「そういうもんなんだ」と押し付けるような態度はとらないようにしたい。

そのためには、まず自分が飛び込んでみる。体感してみる。そこでみたもの・感じたものを伝えていきたい。

軽井沢移住と、娘の進学がもたらしてくれた、僕自身のこころの変化はとても大きくて、組織のあり方や、なにかを創りあげていくプロセスへの再構築の予感があります。

自分のなかの優先順位を組み換えて、「あったらいいな」のワクワクの純度を高めていく。その想いを最優先に、小さく小さく、チャレンジする舞台。"風の本棚"は、そのためのトライアルであり、ステップであり、チャレンジでもあるのだなぁ、と少々おおげさながらに思うのです。

しかも、偶然に、同じ想いを持った人と、出会い、まぜてもらえたというご縁があったからこそ、スタートが切れた。これもまた、内発的な動機と同じか、それ以上に大きなことでした。

では、なぜ「本」だったのか? 

また日を改めて、書いていこうと思います。


++++(P.S.)

「いつ、どこで」が決まりました。

2020年10月3日(土)11:00am~(終わり時間は決めません)

at Outdoor Resort & National Park RISING FIELD KARUIZAWA

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