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水上コテージにも泊まれる 新婚旅行 ニューカレドニアのすすめ🇳🇨

ニューカレドニアに2023年12月に行ってきました!
新婚旅行どこ行こうか悩んでる人、
ニューカレドニアに行こうと考えてるけど調べても情報が少ないなと思ってる人、
旅行のおすすめポイントと注意点を紹介します。
結論としては、新婚旅行にとても良かったです。

オススメポイント

  1. 離島の海がとても綺麗で天国

  2. メトル島の水上バンガローに泊まればハネムーン気分満喫

  3. 街(ヌメア)は見所がコンパクトにまとまってる

  4. 治安良好。危ない感じはしない。親日的

  5. 水道水も飲める

  6. 旅費は比較的リーズナブル

それぞれ詳しく紹介していきます。
1.離島の海がとても綺麗で天国
一番のポイントは綺麗な海です。
本島の海は、人が多くてまぁまずまず綺麗という感じでした。滞在中に行ったメトル島とアデネ島という離島は、2島ともとても海が綺麗でした。

まずは、メトル島から
 メトル島は遠浅になっていてシュノーケリングに最適です。シュノーケリングで、魚もウミガメもウミヘビも見ることができます。
 ウミガメは魚と違って潜るとどこでもいるわけではないですが、かなりの確率で会えます。
会えるポイントで1時間泳げば1回は遭遇します。
2匹同時に視界にいることもありました。
 ウミヘビもたまに遭遇します。噛まれると危ないみたいです。ただ、臆病な性格でこっちが何かしなければ向こうから襲ってくることはありません。
 ウミガメもウミヘビも保護の対象です。
シュノーケリングセットは宿泊者は無料です。(フィンは別料金です)

メトル島の海亀
メトル島のお魚

次にアデネ島
 こちらは日帰りツアーで行きました。オプションツアーですが、VELTRAで探すとツアーを開催してない日でも、別のサイトで見ると開催していたので予約しました。メトル島よりも海はきれいで魚もたくさんいました。
 シュノーケリングでもいっぱい魚を見ることができます。まるで水族館の水槽に潜っているかのよう。魚はサンゴ礁の近くや岩場にいっぱいいます。
ウミヘビもやや多めでした。ウミガメも会えると書いてましたが、この日は会えませんでした。

 シュノーケリングセットは1,000XFPで3時間(フィンも借りるともう少し高い)借りれました。アデネ島のツアーには灯台見学(300XFP)や昼食&踊りのショー、グラスボート(底がガラス張りになっており海の中の魚などを見ることができる船)もあるので3時間あれば足ります。

アデネ島の海
アデネ島の海

2.メトル島の水上バンガローに泊まればハネムーン気分満喫

水上バンガローは、ニューカレドニアはメトル島しかありません。メトル島は島全体がヒルトン系のホテルのリゾートになってます。
 水上バンガローには、可動式の階段がついていて
バンガローから階段を降りて海に直接入ることができます。

水上バンガロー


海への階段

3.街(ヌメア)は見所がコンパクトにまとまってる

ニューカレドニアの首都はヌメアですが、見所がコンパクトにまとまっています。
大体市内だと半日から1日あれば回れるはず。
セントジョセフ聖堂は行った時は閉まっていて中に入れませんでした。土曜日の午後は空いてないのでしょうか??
水族館は開いている時間が、やや短いです。
看板には平日は午後から、土曜日は9時〜6時と書いてました。1時間あれば見て回ることができます。
朝市と、博物館と、水族館と大聖堂にいけばだいたい、ヌメアの観光名所は見たようなもんです。
アンスバタ地区のPassion Macaronsで買ったマカロンは美味しかったです。
海も山も街も楽しめるのがいいです。

セントジョセフ大聖堂
ココティエ広場

ニューカレドニア・ラグーン水族館


Passion Macaronsのマカロン


4.治安良好。危ない感じはしない。親日的

日本並みの安全さを感じました。
夜歩いてもたまにホームレスや、グループでいる若者がいますが、危ない感じはしなかったです。ただ、街灯は少ないので暗いです。
日本の地方の県の第二都市、第三都市ぐらいの都会度です。
街の人も親切な人が多かったです。
見知らぬ人でも挨拶する文化があるのか、全員が全員ではないですが街ですれ違った人やバス停で同じになった人に挨拶されます。
 あとは、アデネ島では泳ぐ時に荷物をお金含めて浜辺に置いてました。セーフティボックスのようなものはなかったです。あまり盗む人がいないのでしょうか(?)
 メトル島に行った際も、チェックイン前で部屋に入れないため自分たちで荷物をもって、海を泳ぐ時間があったのですが、自分たち以外でホテルのフロントに貴重品を預けている人はいませんでした。

5.水道水も飲める

現地に着いた時に、バスのガイドの方が言ってたのですが水道水も飲むことができます。※離島は一部怪しいところがあるって言ってました。
水道水でも美味しく飲めます。
一応ミネラルウォータも売ってます。
スーパーや個人商店で買うと、1.5リットルで130XPF(およそ170円)ぐらいです。
レストランでも、ミネラルウォータは有料ですが、水道水を頼めばただのことが多いです。
ミネラルウォータはレストランだと、1.5リットルで700XFP(およそ900円)近くします。

6.旅費は比較的リーズナブル

物価はやや高いですが、旅費は比較的リーズナブルだと思います。モルディブやタヒチに比べると安いです。4泊6日、連休でないこともあるかもしれませんが離島の水上バンガローに泊まるの込みでで1人30万ほどでした。
島にずっと滞在するという感じの国ではないので、飽きたら街に戻ったり、別の島に行くことも可能です。滞在中行けませんでしたが、国立公園もあります。山も楽しめるようです。

ここからは注意ポイントと、ぜひ持っていくべきものを紹介します。

ニューカレドニアはハワイとかと比べると情報が少ない。
新婚旅行を考えてる人のために、経験をもとにポイントを書きました。


注意ポイント

  1. レストランやバー以外、早く閉まるお店が多い。

  2. ヌメア街の中はトイレが少ない。街散策はそこまで見どころが多くはない。

  3. 物価はやや高め。コンビニはない。

  4. バスは現金のみ。高額紙幣だと乗車拒否されることもある。時間通りに来ない。終電が早い。

  5. 水上バンガローはメトル島にしかない。メトル島には水上バンガローと、陸のバンガローがある。

  6. アデネ島のトイレは便座がない。アデネ島への便は波が荒いとよく揺れる

  7. お菓子のお土産は種類が少ない。

  8. 深夜にニューカレドニア発の便の場合、出発前にシャワーを確保する。

  9. 飛行機で離島へ行くオプションツアーは日本に深夜に出発する日は参加できないものが多い。

  10. 天気予報が当たりにくい。折りたたみ傘はあったほうがいい。

  11. フランと円の両替は手数料が結構高い。

  1. レストランやバー以外、早く閉まるお店が多い。平日でも17時や18時になるとレストランやバー以外のほとんどのお店が閉まってしまいます。雑貨屋やスーパーなど普通のお店は閉まるのが早いです。バーやレストランは朝2時までやっているところもあります。レ・トロワ・ブラッスゥというバー(オープンなバー)に行きましたが、夜バンドの演奏やってて楽しめました。
    ガソリンスタンドは24時間空いていてちょっとした雑貨が売ってるようです。日本から向かった便が深夜につく便だったので、着いてお腹が空きました。到着ロビーのちょっとした免税店で買うぐらいしか場所がなかったです。


18時ぐらいで閉まってるお店

2.ヌメア街の中はトイレが少ない。街散策はそこまで見どころが多くはない。
街散策では トイレを見つけるのに苦労しました。
地球の歩き方に載ってた、ココティエ広場の交番裏のトイレ(※郵便局の近くにも警察署がありますがそことは別)は無料でした。
水族館にはトイレがありましたが、ショッピングモールではないところもありました。ホテルはトイレはあるので入って借りるのも手です。
ヌメア市内の見所はそこまで多いわけではないので、市内観光は半日〜1日あれば充分です。
色々な離島に行くのがおすすめです。

3.物価はやや高め。コンビニはない。
物価はやや高めでした。特にホテルの近くのレストラン?カフェ?だと朝食でハンバーガーを食べて2人で3000〜4000円近くしました。
日本の観光客がよく来るのか、日本語のメニューがあるところは観光客相手で高いのかもしれません。
コンビニはないですが、個人商店のようなところがあります。そこで買ったりスーパーで買うと食費が抑えられます。
パン屋さんのパンは主食のためか、安いものが多かったです。そしてフランスパンは安くて種類が多い。滞在中に3店舗ほどパン屋さんに行きましたが、行ったパン屋さんフランスパンは、日本円換算で1本150円ぐらいで安かったです。

パンは種類豊富で安い

4.バスは現金のみ。高額紙幣だと乗車拒否されることもある。時間通りに来ない。終電が早い。

 バスは時間通りには来ません。ただ、1時間にだいたい2〜3本走ってます。時刻表から10〜15分ほど遅れてくることも普通にあります。果たして時刻表の意味あるのだろうか。
 初めて乗った時も時刻表から10分経過して、この時刻表あってるのか?と思っていたところやっとバスが来ました。バスは現金しか使えないから現金を事前に用意してました。
満をじして10,000XPF札をサイフから出して、いざバスに乗ろうとしたら
なんと、
「高額紙幣でおつりがないからダメ!」と運転手に乗車拒否されました。
10分待たされたのに、乗車拒否かい。ほんで、紙幣の両替してくれんのかい!と思いました。
 両替してもらえるところを探すべく、滞在しているホテルのフロントに頼みましたフロントはダメでした。フロントの人が「ホテルのレストランに行けば両替してくれるかもよ」と言ったのでレストランに行きましたがレストランもダメ。
結局、近くのカフェで朝食を買って紙幣を崩しました。現地の人は、日本のSuicaに当たるものを持っていてそれをバスの精算機にかざして乗ってました。
 市内バスは距離関係なく一律料金です。4回以上なる場合は、乗り放題パスのほうがお得ですが買えるところが限られてます。あと、バスも終バスが早いです。19時ぐらいには最終便になります。夜はタクシーのみですが、日本と違って流しのタクシーはありません。呼んでもらわないと捕まらないみたいです。

5.水上バンガローはメトル島にしかない。メトル島には水上バンガローと、陸のバンガローがある。
タヒチやモルディブと違い、ニューカレドニアにはメトル島にしか、水上バンガローがありません。
ややこしいのが陸のバンガローと水上バンガローがあることです。
 値段は水上コテージの方がお高め。水上バンガローなのにおっ安いツアーだなと思うと浜のバンガローだったりします。どっちも海に面してますが、行ってみて思ってたのと違った!とならないように注意です。
 水上バンガローは朝ご飯は無料でついてます。夜は選択制ですがツアーで頼むとついてるものが多いです。メトル島は島全体が一つのホテルなので、泊まったら他に食べる場所ないですし。
朝と晩はビュッフェでした。
 昼は売店か、ホテルのレストランで食べるという感じです。スナックという感じの軽食が多いです。売店の軽食はフライドポテトたっぷりでした。2000円あればお腹いっぱいになります。

水上バンガロー

6.アデネ島のトイレは便座がない。アデネ島への便は波が荒いとよく揺れる
  離島のツアーなどはトイレの環境が悪くなるのでしょうか?アデネ島のトイレは男女とも便座がありませんでした。しょんべんはいいですが、大はどうやってやれと??なります。あと女性も困る。
 また、メトル島への船は島同士が近いこともあり揺れませんでしたが、アデネ島への船はグラグラ揺れました。酔い止めはあった方がいいです。

7.お菓子のお土産は種類が少ない。
 社会人で新婚旅行で行った方は、会社に持って行くお土産を選ぼうとして困るかもしれません。日本の観光地に行くとクッキーやらチョコやら団子やら餅やらいっぱいありますが、ニューカレドニアは会社に持ってくお土産のラインナップが少ない!
 あと、お店が閉まるのが早かったり日曜日は午前中しか営業してないとかで買うのを諦めかけました。アンスバタにあるAQUAで、ニアアリの入った飴とニューカレドニアの離島の写真が包装紙入ったチョコをゲットしました。ニアウリは特産品のようです。
 空港の出国審査後の免税店にも、チョコは同じものが置いていたので、お土産を買い忘れた人はそこでもなんとかなります。免税店は日本に向けた深夜便に合わせて、深夜でも空いてました。

8.深夜にニューカレドニア発の便の場合、出発前にシャワーを確保する。

 ニューカレドニアから日本への便は深夜に出発します。そして、最終日にホテルをチェックアウトしてから一日遊べて、夜9時ごろにホテルに迎えが来るパターンが多いと思います。
 ニューカレドニアは熱い国です。じめじめはしてませんが、シャワー浴びてから飛行機に乗りたいと思う人も多いはず。特に最終日にアデネ島や近くの離島、ビーチに行って海に入るのであればなおさらシャワーは浴びたくなります。
 しかし、ホテルはチェックアウトしてるので部屋のシャワーを使ってから飛行機に乗るというのは難しい。筆者はどうしたかというと、泊まっていたホテル(ヌバタ)に頼んでシャワーを貸してもらいました。プールサイドのトイレルームに併設されたシャワーでお湯は出ませんでした!が、無いよりはマシです。ボディーソープなどもなかったので、持って行った一回使い切りのシャンプーで体を洗いました。

9.飛行機で離島へ行くオプションツアーは日本に深夜に出発する日は参加できないものが多い。

離島へいくオプションツアーで、飛行機で行くものは「日本に向けて深夜に出発する日(ホテルをチェックアウトする日)は参加できない」となっているものが多かったです。自分は4泊6日のプランに参加し、最終日は自由行動だったのでおっ、最終日なら離島にも行けるぞ!と思っていろいろツアーを探しました。
 が、国内線を使って離島に行くツアーはその理由で最終日の参加が不可能なものが多かったです。無視して強行突破しようとも思いましたが、バレたらツアーに参加させません!返金もしません!の注意にビビって申し込みませんでした。ハネムーンでもしそうなって夫婦の空気が悪くなるのも嫌ですし。
 もう少し、宿泊数を伸ばせばイルデパン島やウベア島にも行けかも!と思いました。

10.天気予報が当たりにくい。折りたたみ傘はあったほうがいい。
  ニューカレドニアの天気予報は当たりにくいと思います。見るサイトで天気予報が違います。晴れると書いていた日には雨がザーザーと降り、雨が降ると書いていた日は晴れました。
 あと、コロコロ予報も変わりました。向こうの気候が夏だったからかもしれません。

11.フランと円の両替は手数料が結構高い。

 フランへの両替と円の両替は空港で行えるのですが、1000円近く手数料が取られると聞いてやめました。クレジットカードの海外キャッシングサービスを利用して引き出しました。ホテルヌバタの近くのATMは外に設置されて24時間使えました。
 実際、小さな離島やバス、市場以外はカードが使えますし、現金はそこまでいらないと思います。
 4泊6日で20,000フラン両替しましたが、カードでほとんどのお店で支払えたこともあり、現金は余りました。


持っていて良かったもの&
持っていくべきだったもの

最後に持って行って良かってものと持っていくべきものを書きます。

  1. 海を泳いでも脱げにくいサンダル

  2. スマホの防水ケース

  3. 変換プラグ、スマホの充電器、変圧器など

  4. 歯磨き粉、歯ブラシ

  5. 折りたたみ傘

  6. 風邪薬と酔い止め

  7. 小分けのボディーソープやシャンプー(試供品サイズとかで使い切りのワンパックになってる物)

  8. ビニール袋 3〜4枚

  9. 日焼け止め。場合によっては泳ぐ時着るシャツ

  10. 海外キャッシング機能付きのクレジットカード(ブランド複数)

です。
 1.脱げにくいサンダル。海は岩や石が多いのでケガしやすいですし、晴れると直射日光で砂がめちゃめちゃ熱い。こういう時に、脱げにくいサンダルがあると便利です。マジックテープとかで脱げないように固定できるやつがいいです。
 2.スマホの防水ケース。100均とかで売ってるスマホの防水ケース。首からかけられる紐がついてるものを買ってください。絶対持って行った方がいいです。なぜなら、海の中の写真を撮ることができるから。
防水のスマホでも、首からかけたケースに入れとかないと海の中で無くす可能性が高いので、必要です。魚の写真やウミガメの写真がいっぱいとれます。

3.変換プラグ、スマホの充電器、変圧器など
 これはないと充電ができないので買う必要があります。iPhoneは変換プラグがあれば、別途変圧器はなくても充電可能です。

4.歯磨き粉、歯ブラシ
 日本のホテルと違って、ありませんでした。ホテルは滞在中2ヶ所行ったのですが2ヶ所ともなかったです。歯磨き粉、歯ブラシはもっていきましょう。

5.折りたたみ傘
 天気予報が良くても、雨が降ってくることがあるので折りたたみ傘があると便利です。街歩きの時に何回か助けられました。なかったらずぶ濡れでした。持って行って良かったです。

6.風邪薬と酔い止め
 旅行中は新婚旅行だと、思い出残すためにあれもこれも全部やろうと張り切りすぎて体調崩しがちです。なお、お腹を壊すような料理はニューカレドニアにはなさそうでした。船などはすごい揺れることがあるので、酔い止めも持って行った方がいいかもしれないです。

7.小分けのボディーソープやシャンプー(試供品サイズとかで使い切りのワンパックになってる物)

 滞在したホテルのうちの一つ、ヌバタのシャワールームにはシャンプーがありませんでした。なぜかボディーソープはありました。ボディーソープで全身洗う感じでしょうか。一回使い切りの袋に入ったシャンプーやボディーソープを何個か持ってくといいと思います。

8.ビニール袋 3〜4枚
水に濡れた服や水着を入れるようの袋を何枚か持ってった方がいいです。

9.日焼け止め。場合によっては泳ぐ時着るシャツ
 日焼け止め塗ったのですが、古い日焼け止めだったためか、効果はなく背中の皮膚はボロボロになりました。強い日焼け止めもしくは、シャツを着て泳ぐことをお勧めします。シャツを着て泳げばかなり焼けにくいです。

10,海外キャッシング機能付きのクレジットカード(ブランド複数)
支払いはクレジットカードがほとんど使えるので持っていくべきです。持ち歩く現金を少なくできます。また、海外キャッシング機能付きのクレジットカードであれば、必要になった時にATMで現金を引き出せます。1ヶ月で返済したり繰上げ返済すれば、空港での両替手数料よりも金利は安く済むことが多いです。念の為、カードは複数枚でそしてブランド(VISA、MasterCardなどのこと)は分けて持っていきましょう。

最後に、このノートが皆さんのいい旅行の助けになれば幸いです。


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