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決断は神頼みではなく、まずは自分頼みから。

近々、私は社会人になってから3度目の退職をする予定である。

退職と言うと、すったもんだのドロドロした理由があるに違いないと思われるが、まさにその通りである!(冗談)

だが色々理由はあるにせよ今振り返ってみると、現在の会社への転職を決断した10年前の自分に間違いは無かったと思える。
と言うよりも、間違いでは無かったと思えるように頑張って仕事をしてきたというのが正解だ。

一つ前に勤めていた会社では、私が携わっていたプロジェクトが辣腕社長の独断で進められていたこともあり、部署を越えて連携した協力が得られず頓挫してしまっていた。
給料は悪くなかったので、そのまま何となくの気持ちで勤め続けることもできたが、モヤモヤを抱えていては先々に良くないと考え転職を決断。

次に自分が進む方向を考えたときに、一度は自分の好きな趣味に関わる仕事をしてみたいと思い立ち、現在のスポーツ販売店に入社したのである。

大手の会社ではないため、最初の1年間はアルバイトからスタート。そんな条件だったこともあり、両親や友人からは猛烈に反対された。
しかし面白い会社だと思っていたので、入社後はEC(ネット通販)ででき得る様々な企画やイベントページを作り続けてきた。
近年は販促のためにYouTube動画の制作や文章企画のために宣伝会議の編集ライター養成講座にも通って勉強もした。

一部は結局お披露目することなく、自分だけの知識や技術で終わってしまったものもあるが、それでもこの10年間を振り返ってみると、自分はやれるだけのことはやってきたし、様々なチャレンジをしてきたと思える。

その末の退職なので思うことが無いわけでもないが、決断に伴う過去のことを色々振り返っても何も生まれないと私は思っている。せいぜい省みて次に活かすことぐらいだ。

転職に限らず決断の良し悪しというのは、すぐに出るものではないと思う。
大事なのは、決断が良かったと後々思えるようにとにかく努力をすること。

決断の成否と言うと、どうしてもギャンブルのように思いがちではあるが、まずは神頼みではなく自分頼みをしてみるという過程があっても良いと思う。

そうでなければ、出たとこ勝負ではなく出たとこ神頼みの思考になってしまい、努力もチャレンジもしなくなってしまう。

まずは自分頼みをできる限りやってみて、それでも上手く回らなかった時こそ、神様に責任を擦り付けてまた次のチャレンジに進めば良い。

退職後は少し休養を取って次のステージへと踏み出す予定だが、今回も後ろは振り返らずにこの決断が良かったと再びいつの日か思えるように頑張っていきたいと思う。

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