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腎臓病と戦う!

――――なんて書くと、まるで私が腎臓病のようですが、腎臓病はお義父さんです。
タイトルまぎらわしくて、ごめんなさいw

入退院を繰り返していたお義父さんが帰って来ました。
前回の記事にも書いたように、もう一人暮らしは出来ないので実家を引き払い、うちで同居することになりました。

入院中、何がお義父さんの体を痛めつけているのか、とにかく色んな検査をしたそうです。
結果、ついた病名は指定難病のものでした。

術後は肺に水が溜まり、それが体力を奪っていました。
現在、退院してきてからは、腎臓病で透析の一歩手前。
厳しい食事制限が付きました。

肺に水が溜まってしまうこともあり、一日の水分は一リットルまで。(大量の薬を飲むのもこの水分量に含まれます)
この暑さで、この水分……私なら死んでしまう。

腎臓病でも患者さん様々なのでしょうか?
タンパク質、塩分、カリウム、リンの制限がされています。
カロリーも1600まで。

野菜に含まれるカリウムを出さなければいけないので、すべて湯でこぼしをしなければいけません。(20分以上水にさらすものもアリ)

塩分は一日6グラム。
ほとんど塩味はありません。

お義父さんの好きな卵も1個。
天ぷらや、ホットケーキなどを作ると、卵が多く含まれるので、ほとんどできません。

まだ小学生の子供がいるので、野菜の栄養を無くしてしまうなんてことは出来ないので、お義父さんと同じ食事には出来ないから、料理の工程も時間も、材料も、洗い物も増えました。

今まで家族は朝ごはんというものをしっかり食べなかったため(コーヒーとパンとか簡単に)
ちゃんとした朝食を作ることからスタートし、一日中、お義父さんの食事のメニューを考え、湯通しや水につけたり下処理をするのと、洗い物とでほとんどの時間をキッチンで過ごしているように感じます。

いろんなことが一気に増え、
「洗濯物ぜんぶ片付いたなー」とか
「キッチンすっきりしたなー」とか、リセットされる時間がなく、ごちゃごちゃしていることに、またストレスだったり……。

現在プチパニックになっています。

少し時間が経って、こうやってnoteを書けていることがやっとです。

お義父さんは本当に難しい人で、野菜は一切食べないし、好き嫌いが本当に多くて、飲み物も水とコーヒーとコーラ、そんな生活でした。ですが、食べるものに制限がかかり、自分の体のことも考えるようになったのか、今、私が作った食事はすべて完食してくれています。
野菜が多くても、塩っ気がなくても全部。

これで、あれは嫌、これは嫌って言っていたら、私も細かく計算して作る意味がなくなってしまいます。
お義父さんも頑張って食べているから、私も頑張って作ろう!そう、思えています。

腎臓病患者の食材やお弁当もあるようですが、それはやっぱり高額。医療費も莫大なので、それを毎食買っている余裕もありません。
作れる時間があるなら頑張ろうと思っています。

私は計算がとにかく苦手で、トラベルミステリーの電車の時刻表のトリックとかが苦手なのですが、もう細かい食事の計算なんて無理!と吹っ切って、少しアバウトなくらいを心がけたら(そんなことしちゃいけないんだけど)心の負担が少し軽くなりました。

今後はどうにか食事の支度を時短できるようにしたいのと、しっかり自分の時間を確保していきたいです。

いつ退院できるかわからないという話から、急な展開だったので、まだ今の状況についていけてないです。
きっと慣れてくれば、この慌ただしい生活にも余裕を持てるようになるのかな?と思ったり。

一週間以上パソコンも開かず、プロットも作らず、そんな生活をしてみて、やっぱり小説のことを考えている時間があることが私のストレス発散なんだなぁと感じています。

noteの更新も、またのんびりになってしまうかもしれませんが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 夢だった小説家として、沢山の方に作品を読んでいただきたいです。いただいたサポートは活動費と保護犬、猫のボランティアの支援費として使わせていただきます。