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【鍵屋に騙された話②/クーリングオフ編】

前回の【鍵屋に騙された話①/立志編】はこちらからどうぞ!



はてさて、そんなわけで完全に私と大家さんは架空請求詐欺に近い”電池変えただけで2万”のぼったくり鍵屋をみすみす(笑顔で/みかんとか持たせて)取り逃してしまった。くそっ

消費者センターに連絡してみたらどうかな?と声をかけてくれたのは
私を担当しているオンラインカウンセラーさん。(いつもありがとう)
カウンセラーさんと自分だけが見えるダイアリーに悔しい出来事を書いたのをそっと読んでくれて、メッセージをくれたのだ。(いつもありがとう大好きです)

ちなみにカウンセラーさんが教えてくれた、
国民生活センターの情報はこちら
これを見てすぐにホットラインの「188」に電話をした。

そのあと最寄りの消費者センターの番号を教えてくれるので、そちらに掛け直す。

そこで、ことの発端やらなんやらを話す。
そして、「クーリングオフ」が効くということを知る。
クーリングオフとはなんぞやの人→一旦ここを見るべし

今回の事件現場は「自宅」で金額は「3000円以上」で「事件日(契約した日)から8日以内」「法人ではない」などなどという条件が満たされていたこと、

そして特に
「すべての支払いが完了していないこと」「相手の住所や氏名がわかっている事」がかなり大きな優位ポイントになっていたことをここでお伝えしておく。

と、いうのもクーリングオフはどうも「支払ってしまった金額」を取り返すのは相手次第でかなり難しくなる。(ハガキ一枚で法的にバンバン取り締まることができていればこんなに悪徳商法や詐欺は流行っていないもんね)
ただ、支払っていないものに対する契約破棄に関してはめちゃめちゃ強い。クーリングオフの条件にさえハマっていればどんな契約でも「無条件」で破棄できる=なかったことにできる。無論、支払う責任もなくなる。

(※と言っても素人調べ、なのでなんか不備あったらごめんなさい。ちゃんと自分でも調べたりセンターに実際に問い合わせるのを強くお勧めします※)


二つ目はそもそも「相手の住所や氏名」がはっきりわかっていないとクーリングオフのためのハガキを送ることができない、である。

このクーリングオフ、ハガキを送った「発信主義」とのことで相手が「受け取ってない」としらばっくれてもハガキを送る際に簡易書留特定記録郵便として送ると、その時点で効力が発生する+送ったことが証明されるという優れものなのだ。

だが、しかし。
契約書面上の住所がでたらめだったら送ることもできない。

今回クーリングオフするために私はこの鍵屋が残していった三つの書類の情報をGoogleマップですごい調べた。(気持ち悪いとか言うな)
なんなら鍵屋の名前も調べた。(気持ち悪いとか暇とか略)

そこで得たのは、本社の住所もあって、ないようなもの(都内タワマンの住所のみで階数、号数の記載がない)で、「支社」となっている住所も作業員としてやってきた鍵屋の自宅アパートでは?という番地であった。
作業員の名前も「後払い合意書」なるものがあったから自筆でわかったものの、もし全額支払ったら名前のない領収書のみ発行されただけだった。

しかも大家さんが鍵屋のウェブサイトに連絡してみたところ「Webサイトからの電話はコールセンターになってて〜作業員とあなたとの契約なんで〜こちらは作業内容については一切知りませ〜ん〜作業員の全責任です〜」と言ったご様子だったそうだ。

つまり、本社宛のタワマンに送っても届くか分からず、届いたとしても「知らん」「作業員に聞いてくれ」というのがオチなパターンと見た。

あるかないのか分からない本社が無知な作業員を代理店、フランチャイズとして雇い、仕事を斡旋する代わりに、作業代を作業員から何割か(多分かなり割合大きいと思う)を搾取する方式。

研修があったとしても杜撰で、そんな杜撰な作業員を向かわせて荒稼ぎをさせる。しかしリスクを背負うのはすべて作業員。本社は何があっても「こちらは斡旋してるだけなんで」という回答になるだろう。
今回の件は作業員自体も「犠牲者」「オレオレ詐欺の受け子的立場」と見ていいだろう。
搾取される金額が高額であればあるほど、作業員も杜撰な仕事で客から金をむしり取るしかない、という構図が見える。

これは、、、、!!!
闇、ふっか、、、、、!!!!


ってなった。

あの時の鍵屋のお兄さんへ

これを見ていたら
一刻も早く、そんな世界から足を洗ってください
どれだけ頑張ってもカッスカスな仕事をして
満足することはないでしょう

人を騙して適当な仕事をすればするほど
あなたにお金は入るのかもしれない
でもそのぶん
あなたは誰かに搾取され続けているのです

やればやるほど
お金を稼げば稼ぐほど
あなたは不幸になる

本当にあなたはそんな仕事がしたかったんでしょうか
そんなことをして生きていきたかったのでしょうか
もう一度考えてみてほしい。

どうか、これを機にこの仕事を辞めてください。

私はあなたの幸せを祈ります

P.S

マジでちゃんと、
騙し取った金を返して

お前の人生を、一からやり直せF🙆‍♀️🙆K


sincerely
私より

そんな思いを込めて次回
【鍵屋に騙された話③/想いよ、届け編】





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