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目標と目的をセットで持ちましょう。

「志望校と、志望校で何がやりたいかはセットで考えること」
合否以前に志望校選びが良くなかった、私からの忠告です。


今考えれば私は、志望校に合格するか以前の問題として、そもそも受験に失敗していた気がする。
当時所属していたクラスが、「どれだけ偏差値のよい大学に行くか」ということだけを考えている空気だったから、周囲に「こんなことが勉強したいから、○○大学の△△学部に行く」ということが共有し辛かった。
偏差値が高いところに行ける、というのは努力を重ねて結果を残すことができた対価に得られるものではあるけれど、これは私には合っていなかったし、これから高校・大学を選ぶ人にも「偏差値だけで決めるな」ということを言っておきたい。

もし迷うのであれば、以下のリンクのように「自分の興味・関心があること」で選ぶのが最善だと思う。

現に私は、偏差値だけ(すべてではないけれど、重きを置きすぎた)で受験校を選択した結果、本当にやりたいことが分からなくなった。
入学した大学で最終的にやりたいこともできたけれど、やりたいこと迷子に長くはまってしまい、今となっては不完全燃焼で、ああしておけば、こうしておけばよかったという後悔も多かった。

「もっと良い大学を選びなよ」
「浪人するなら、最低でも○○大学の△△学部に行かないとダメだ」


教室でこんな言葉を飛ばす人もいたし、そんな教室にいた当時の私は、確固たる自分の意見がなかったから、流されてしまった部分も多い。

今となっては、
「良い大学というのは、どういう基準で言っているのか」
「大学を出てからの人生の方がはるかに長いのに、ネームバリューや偏差値だけで選んでいいのか」

という疑問はあるが、当時は疑問を持てていなかった。

だから、これから進路を選ぶ人には、人の言葉に左右されず、
・なぜ、その学校/学部に行きたいのか?
・そこに入れたとして、そこで何がしたいのか?
・やりたいことを実現するには、そこでないとダメなのか?他にも選択肢はあるのではないか?


この3つ、進路を決める本人だけでなく、学費を出す親も考えることで、やりたいこと迷子になる可能性を防げるのではないかと思った。


卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。
未来に幸あれ!

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