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【プロポーズ】彼女をシンデレラにしてみた

どうも、"元"年パス持ちでディズニー大好きなうーたと申します。

先日、4年付き合った彼女にTDRでプロポーズをし、OKをもらいました。

嬉しすぎて僕の人生で最高の日になりましたし、一生に残る思い出にすることができました。

しかし、ここに至るまでに様々な準備、苦労がありました。

また、今回のサプライズのプロポーズを行うにあたっての背景もありましたので、この大事な思い出を忘れないためにも執筆させて頂きます。

なお、ディズニーでプロポーズをしようと考えている方にとっては参考になる内容もあるかと思いますので、ぜひご覧いただければ幸いです。

それでは、ベッタベッタでガッチガッチなプロポーズを赤裸々に語っていきます!(ヤケ)

まず、先にまとめて準備したものを紹介しようと思います。

①TDRバケーションパッケージ
②ディズニーホテル シンデレラルーム
③ペアルック
④ケイウノのシンデレラデザインの婚約指輪
⑤4周年記念のメッセージカード
⑥ミッキーの伝言メッセージ
⑦高級フレンチ
⑧108本のバラの花束
⑨シンデレラの衣装
⑩プロポーズ用の自分のスーツ

ざっと全部で10個!!笑
各項目のエピソードを詳細に話していきます。

準備編①バケパ、ディズニーホテルシンデレラルーム、ペアルック



準備時期:予定の1ヶ月前

まず、今回のサプライズの軸となるバケーションパッケージ(略称:バケパ)を申し込みました。

バケパは一言でいうと、ホテル、食事、チケット等のディズニーの悩みを金で解決するプラン(乱暴)

具体的には

・時間指定できるファストパスや、ショーの確定チケットがついてくる
・レストランやホテル、ワンデーパスも難なく予約が取れる
・園内フリードリンク

といった感じで、特別な時を過ごすために便利な内容が詰まっています。

彼女は以前より、このバケパに憧れがあったみたいで、なんとか実現させてあげたかったという事もあります。

また、バケパを使ったもう一つの理由は、プロポーズと4年記念日を一緒にしたかったからです。

ワンデーパスが予約困難な今の状況でも、バケパなら日付指定のワンデーパスがついてくるので、記念日に入園日を絶対に合わせられます。

バケパの中では、ホテルも選択できます。

僕はディズニーホテルシンデレラルームコンシェルジュを選択しました。

彼女はシンデレラが大好きですし、プロポーズをするのに一番ふさわしいと思ったためです。

「彼女をシンデレラにしよう」と思いついたのもこの時で、ここから僕のロマンチックにしてやろう精神が燃え上がっていきます。

あとせっかくの記念日で写真をたくさん撮りたいということで、彼女がペアルックを買ってきました。

いわゆるおそろっちです。

バケパのことを隠して2日間ディズニー行くから空けておいてね~と言ったら、その瞬間バケパだと確信して買ってきたようです(察し良すぎワロタ)。

まだ、プロポーズをするとはバレていないとはいえ、サプライズは初っ端から暗雲が漂います。

準備編②シンデレラデザインの婚約指輪

準備時期:予定の2~3週間前

ここまで来たら、婚約指輪もディズニーデザインがあれば一番良いと思い、調べていたらケイウノでシンデレラデザインの婚約指輪を見つけました。

上から見ると普通の指輪ですが、横から見たらカボチャの馬車になっているシンデレラらしいデザインで、僕は非常に気に入ったので秒で来店予約。

プロポーズ応援プランというものがあり、万が一デザインが気に入らなかったら対象商品の中から交換可能というのもありがたかったです。

僕の失敗談としては、行くタイミングが遅かったのと彼女の指輪のサイズが曖昧だったこと。

約2週間前に行ったのですがスケジュールがギリギリで、店舗様に無理をさせてしまいました。

また、指輪のサイズが曖昧だったため、身長体重から割り出し、ほんの少し大きめに発注。

婚約指輪を買うときは、指輪サイズの確認と、3週間前くらいに行くのが良いかなと思いました。

準備編③メッセージカード、ミッキーの伝言メッセージ、高級フレンチ

準備時期:予定の1週間前

ここからはひたすらにホテルとの連携です。

まず、ホテルに連絡して、記念日とプロポーズであることを正直に伝えて様々な協力をしてもらえる体制を整えました。

聞いていったところメッセージカードをサービスで行っているみたいなので、記念日を祝うカードを部屋に置いてもらいました。

これはカモフラージュで、記念日用のプレゼントがあれば、「今日は記念日だからこんなに色々してくれるんだ」と錯覚させるためです。

(騙しているみたいで心臓に悪い…)

また、ディズニーホテルは誕生日に宿泊すると、寝室の電話機にミッキーからの保留メッセージが入るサプライズがあります。

それを記念日でも適用可能か聞いて、メッセージを吹き込んでもらいました。

極めつけに去年の彼女の誕生日に連れて行った、ホテル内の高級フレンチ「カンナ」を予約。
なんとかお願いをし当時の担当に今回も付いてもらうことに。

このホテルとの連携は夜だと彼女にバレるので、だいたい仕事の昼休憩の時に連絡をとっていました。

準備編④シンデレラの衣装、108本のバラ、スーツ

準備時期:予定の1週間前~3日前

よし、ここまで来たら振り切ろうと思い、楽天でシンデレラの衣装を購入。

子供だったらビビディバビディブティックで、衣装をレンタルをできるのですが、大人は自前で用意するしかありません。

そしてプロポーズのことを色々調べたらどうやら、バラの花束がプロポーズに最適で、本数によって意味が異なるということ。



1本……一目ぼれ、あなただけしかいない
2本……この世界は2人だけ
3本……愛しています
4本……死ぬまで気持ちは変わりません
5本……あなたに出会えたことが心からの喜び
6本……あなたに夢中、互いに愛し分かち合いましょう
7本……密かな愛
8本……あなたの思いやりに感謝します
9本……いつもあなたを想っています
10本……あなたは全てが完璧
11本……最愛
12本……私と付き合ってください
21本……あなただけに尽くします
24本……一日中想っています
50本……恒久
99本……永遠の愛
100本……100%の愛
101本……これ以上ないほど愛しています
108本……結婚してください


引用:https://www.3-ji.jp/108-roses/

どれだけ意味あるねん!!(憤怒)

「まぁとりあえず一番多いやつにしとけば間違い無いな!!」と思って108本にしました(ヤケ再来)。

サプライズもここまで来ると脳がバグってバカになっていきます。

どちらも楽天で購入し、ホテルに住所を聞き、前日までに必ず届くように手配して、到着日や伝票番号を伝えておきました。

それで、衣装はともかくバラ108本がデカすぎるので、寝室のクローゼットに夕食中に入れてもらうように依頼。

最初から入れておくとチェックインが早まった時に見られると困るので、夕食後の落ち着いた絶妙なタイミングを目指しました。

無茶なお願いを快く受け入れてくれたホテルのスタッフさんありがとうございます…。

また、彼女がドレスなのに自分が私服ではいられないと思い、スーツを急いでリュックに詰め込みました。

その結果、明らかに一泊2日分ではないバカでかいリュックが出来上がり、自分でもちょっと可笑しくなってきました。

プロポーズ当日

横浜駅からバスでTDRに出発。

リュックにスーツを入れている分、あまりに分厚かっため怪しまれましたが、

彼女「リュックなんでそんな分厚いの?」
僕「いやぁ、ほら今日雨降るって聞いたから、かっぱとか入ってるからさ(大嘘)」

適当に誤魔化してことなきを得ました。(危ねぇ)

バケパだとアトラクションのファストパス付ですし、ランチも予約済みなのでスムーズで快適。

1日が長く感じることができ、かなり充実して楽しめました。

また、入園者が減ったためか、フォトグラファーが各エリアに2〜3人いて、良い感じの写真を撮ってもらえたのが個人的に嬉しかったポイント。

ちなみにこの辺りで彼女がお姉ちゃんにLINE送ったらしく、ディズニーホテルに泊まる旨を伝えたら、「お!プロポーズか!?」ってめっちゃ煽ってきましたが、

彼女「え〜、あなたがそんなことするわけないもんね〜」

とか言ってきたので、「せやな」と真顔で返しておきました(危ねぇ)。

ホテルを堪能したかったため、早めに退散しディズニーホテルに行ったら、チェックイン手続きでラウンジに通されました。

なにこの貴族の部屋。

ラウンジはコンシェルジュ、スイートクラス限定らしく全く事前知識なしで通されたためびっくりしました。

超絶豪華な装飾に圧倒され写真を撮りまくる、完全にお上りさんと化していました。

チェックイン後、最上階のシンデレラルームへ。

寝室とリビングが分かれていて、広さが自分の家より1.5倍以上ありビビります。

仕込んでおいたメッセージカードも発見され、彼女は記念日を祝われたことに喜んでいました。

その後、部屋のクローゼットを全部見て、現時点では予定どおりプレゼントがないことを確認。(夕食後に入れるように手配)

荷物を置き、ホテル1階の高級フレンチに向かいます。

彼女の誕生日の時にも担当してくれたコンシェルジュが、料理の説明や当時の思い出話をしてくれています。

料理は旨い、めっちゃ旨いはずだが…

この後のプロポーズに緊張して味が全然わからない!!

僕は内心テンパっていましたが、予定通り記念写真を撮ってもらい、部屋に戻ります。

ここからサプライズの始まりです。

戻った途端、上機嫌な彼女は部屋を物色しながらルームツアーを始め、クローゼットに手が伸び…

まずい!そこには衣装とバラが!!

僕「ちょっと待って!まだプレゼントがあるから、洗面台で待ってて」

彼女「え?」

おもむろにクローゼットからシンデレラ衣装を取り出し、

僕「はい、今日はコレに着替えてシンデレラになってください」

彼女「え!?なにこれ、どこから出てきたの?き、着替えればいいんですね…?(困惑)」

ここからがもー大変。

寝室にバラの花束をセットし、スーツに着替え、婚約指輪をポッケに仕込みます。

ドレスへの着替えに時間がかかると踏んでいましたが、そこはさすがコスプレイヤー。

彼女の方が僕の着替えより早く終わって焦ります。

定期的にドアの外から声をかけ、待ってもらいました。

そして、扉を開けて手を引き、花束がある寝室へ連れていきます。

その時はスーツだったので、流石に彼女も察したようで、少し緊張したような、なにかに期待をしたような顔をしていました。

僕「似合ってるね。お姫様になれた?」
彼女「いいえ。これから誰かさんがお姫様にしてくれるんでしょう?」

彼女には寝室の窓際に立ってもらい、僕は跪きます。

すました顔をしたかったのですが、緊張で頬が引き攣ってプルプルしています。

さらに、いざその瞬間になると、伝えたい気持ち、言葉沢山あったはずなのに、口から出てきません。

だから、

「ーーーーーーー」

僕はたった7文字の言葉でプロポーズをしました。

「うん」

とそう頷いてくれて

もう、ひたすら泣くしかできず、泣いて泣いて泣いた後、大笑いしました。

彼女「明日どうすんの、この花束ーーーーー!!笑」

プロポーズ後に出てきた第一声がそれでした。

いや本当に108本のバラってデカくて重たいんですよ。

体感、赤ちゃんくらいの重量です。

そして、手袋の上から指輪をはめたら、世界に一つだけの輝きがキラリ。

ぴったりで、本当によく似合っていて、奮発して買ってよかったなと、心から思いました。

後日談

プロポーズ後にミッキーとミニーからのお祝いメッセージを聞いてもらい、また大きく泣き、一連のサプライズは終わりました。

ちなみにこんだけの内容をしておきながら、スーツの僕が現れるまでプロポーズだと気がつかなったようです。

4年記念をすごい祝いたいんだな(ニッコリ)」と思っていたみたいで、その辺りは作戦通りでしたね。

また、お姉ちゃんがあまりにプロポーズをがん押ししてきたため、逆にそれはないと確信に変わっていたらしいです。良かった。

ちなみに、どうすんのと言われた108本の花束はホテルから自宅に送って、バラ風呂にしたり少しの花束を花瓶に入れて楽しんでいます。

彼女をシンデレラにしたかった理由

彼女には夢があります。

それは、

ディズニーランドでお姫様の格好をした子供に「こんにちはプリンセス」と声をかけることです。

その役目を果たせるのは、ディズニーランドのキャストだけ。

現在オリエンタルランドは採用を中止しており、彼女は別のテーマパークで働いているため、その夢はすぐには叶いません。

ただ、もしいつかその夢が叶った時のために、先に彼女をプリンセスにしました。

そうすれば、心から小さいプリンセスに対して祝福の言葉を贈れると思ったためです。

彼女なら、いつか最高の笑顔で、「こんにちはプリンセス」と言って自分の夢を叶え、そして子供にも夢を与えてくれると思っています。

ロマンチストやら、浮かれポンチやら、偽善者やら言われようが、僕はそういう光景が大好きなんです。

おわりに

最近は、経済的な理由からプロポーズとか、婚約指輪を準備しないカップルも多いそうです。

しかし、僕は結果的にやって本当に良かったと思っています。

愛にはそれぞれの形がありますが、僕の形は一生に一度の瞬間を演出することでした。

僕にとっても人生で最高の日になりました。

僕は今まで結婚に対して、あまりに美化した憧れを持っており、結婚の覚悟を決めるのに時間がかかりましたが、全て結果オーライです。

結婚はゴールでなくスタート。

この先も障害はあると思いますが、二人で仲良くやっていければいいなと思います。

おわり

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