世間をにぎわすドカベンシリーズの多様化について振り返ってみよう。

ドカベン宇宙編 開幕のグラウンド

発端

#平成最後の夏 、降ってわいたように出現したドカベンの新概念が「ドカベン魔界編」である。ドカベン魔界編による可能性の萌芽は瞬く間にwebメディアに広がりドカベニックユニバースと呼ばれる新概念を生み出した。

異世界ドカベンとは

ドカベニックユニバース揺籃期から異世界ドカベンを支えた作品群。ドカベンの登場人物が異世界へ旅立つエピソード群であり本編時空から枝分かれしたパラレルワールドである。（ドカベン魔界編、ドカベン宇宙編、ドカマゲドン等）

「思い出す」とは

ドカベン魔界編の既読自称者たちは次々と魔界編の内容を「思い出して」いった。複数の読者が異なる事象を思い出したとしても歴史の修正力によってそれらは統合され新たな正史が生まれていった。彼らは過去にあったことを思い出しているだけなので創作や記憶のねつ造ではない説得力のある異世界エピソードが紡がれていった。

多次元ドカベンとは

ドカベン宇宙編以降、多数のパラレルワールドが発生しパラレルワールドのパラレルワールドが生まれてくるに至った。後にビッグバン打線と呼ばれる概念である。もはや本編時空との再接触が不可能なほど逸脱した次元の異なるドカベンである。（ドカベンガールズサイド、ドカベン柔道編、ドカベン闇野球編等）マルチドカベンは互いに接触して爆発する（ドカマゲドン不可避）と思われたがドカマゲドンを経て可能性の海と化した「ドカベニックユニバース」において互いを許容しあい溶けあうように消えていった。

ドカベナイズとは

異世界多次元ドカベンの自己増殖がシンギュラリティを迎え既読者の手を離れたドカベニックユニバースは新たな増殖方法を生み出す。ドカベナイズという行為は、もはや野球とは何の関係もない時空間をドカベン化（ドカベナイズ）する邪悪行為でありドカベンはそんなこと言わない！というミーム汚染の極北であろう。

本編時空の逆浸食

マルチバースドカベン概念というミーム汚染を受けたプレイヤーは、通常通りのドカベン●●編の宣伝を見るだけでダメージを受けるとされる。
（なんでドカベン魔界編がないんだ？）
（いや、あれは創作で......）
（いや、そんなはずは、確かに南海権左が......）
（ウゥゥゥウッッ......）

ひと夏の間に、このなんでもないツイートに脳を焼かれる患者が増えたという。

ダメ絶対！ドカベン魔界編！

#ドカベン #ドカベン魔界編 #ドカベン宇宙編 #ドカマゲドン #高校野球 #ダメ絶対 #猛暑 #大甲子園 #本項はジョークです

おまけ

ドカバース間のおおよそのバランス感覚。