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【辻説法】『カクヨムスコッパー(塹壕戦用に刃が研がれている)に学ぶ「外さない」作品の選び方』

"純戦士のおじさん " という「黒い、刃物持ち、趣味で辻説法をする」という剣禅先生みたいな活動をしているUO時代から見知った師範がおります。

UOの町本棚の1/3におっちゃんの著作が収められているというほどの剛腕の持ち主で、最近はNOTEにも移住してきて角ばった文章をお見舞いしているのでご存知の方も多いかと思います。

趣味で辻説法をするような人なので価値観が強固であり「概念や哲学を言語化して衆生にばらまく」ことに非常に長けているお方です。 @尊敬する

師は、カクヨムを戦場に作品を投稿しており作風はストロングスタイルであり屈強の戦士がファランクスが方陣でゴシゴシ迫ってくるタイプなんですが、一方で「評論」とか「カインズホーム」方面で頭角を顕したりする多彩な才能があるんですね。

本題です。
師がカクヨムに投稿した評論をご覧ください。

いわゆる「数値のみで抽出したら上澄みに面白くない作品だけが残ってしまう」問題について、数字を出しながら解説していきます。

これはNOTEでも顕著な「スキは品質ではなく作者につく」「内容のわりにスキが多い作品は心配になる」「高評価ほど感想が薄い」という不思議な現象に切り込んでいる内容です。

刃のついたスコップでカクヨムでまことしやかに流布されている風習や迷信を切り裂き始めるのは痛快ですらあります。

そして、ユニークなのは「数字を頼りにするから外れを引くんだ」と説教しながらも独自基準の「数字を頼りにして面白い作品を引き当ててみせる」とのたまう面の皮の厚さ。そして実際に良作を引き当てて分析して見せる親切さ。

終盤になると、運営サイドまでもスコップで切り始めて「ほろびますぞ!」とかなるのでちょっとびっくりしますが、NOTEやカクヨムで良作を掘る人、カルマ調整を心がける人、外したくない人は目を通しておくべき内容ではないかなと思います。

未来へ

転じて、俺はこういう姿勢の作品が読みたいと常々主張をしておくことは大事な姿勢なのではないかなと思います。「すべてのプレイヤーよ、エンターテイナーであれ!」とかつて神が言い残した通り、創作することだけが尊ばれる社会はどこか歪です。良い受け手が良い創作者を作り、スキの多さだけではなく離脱率を確認しながら芯をとらえ、スキが少ないけど面白い記事を掘り当て、スキが多いだけあって面白い記事も収穫して、健全な市場を作り上げる必要があるのでしょう。

レッツゴー相互監視社会!

余談:「面白い作品」も「そこまで面白くない作品」も「日記」も同量のスキとコメントがつく互助会はややこしく「面白いからスキがつく」作品を見逃してしまうのでご配慮いただけるとありがたいです。

いじょうです。

◆おっちゃん自身による解説


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