見出し画像

「生命力」私論:レッテルを乗り越える力について

前置き

私自身、男女問わずに「生命力」が強いタイプを好きになることが多く、他人を形容するときに「生命力が強い/弱い」と称することも多くあります。

とはいうものの、その「生命力」とは何を指しているのか?という点についてはリアルタイムの会話では流れがちなので、現時点での考えをまとめておこうと思います。

現時点の「生命力」定義

生命力…既存レッテルの定義にそぐわない美点が存在している状態

です。

既存レッテルと、その美点に溝があるほど、「生命力」を強く感じます。

人は、他者を認識するときに良くも悪くもカテゴライズをし、「レッテル」を貼っていきます。逐一、ありのままを認識していては、この社会で生活していけないからです。

そのため、経験が増えるほど無意識のうちに相手に貼るレッテルが増えることになるのですが、まれに、相手がこのレッテルの定義を覆すような特性を持っていることがあります。

レッテルを乗り越えている実例

私が経験した例だとこんな感じです。

30代頭で未経験分野に飛び込んで、着実にモノにしていったうえで30代後半で転職先で抜擢された(夫)
出会った当初の見た目がマルイにテナントがあるブランドの蛇革財布+ウォレットチェーン+裏地が赤チェックのエンジニアブーツ装備の中二病患者だったので「mixiのオフ会の主催っぽい…こだわり強そう…」と思っていたら、服装のアドバイスを吸いまくり、ホテルのラウンジにもいきなり行けるジャケット男子に変身(夫)
見る目がない人だと、見た目・言動含めて普通の女子に見えるが、会話の返しが的確かつ、違う視点から意見をくれるので面白くて、ずっと喋っていられる(私の妹)

夫の例が我ながらひどすぎる(いずれも夫本人には話したエピソード)。「mixiのオフ会」という単語に時代と年齢の空気をにじませてみた。夫と出会った当初は互いに恋愛対象外だったもので、感想が正直辛辣。

とはいえ、ギャップあるの最高ですよね

なんかこう、「このカテゴリの人はこういう行動するよね」という予想に収束する人ってあんまり面白くないんですよね。

ギャップがあるほうが「この人何考えているんだろう…」と知りたくなる欲求が強くなります。解き明かしたい欲求が昔から強いです。私が今仲がいい友人たちも上記のような落差激しめのギャップ持ちです。

ただ、この性分のせいでモラハラ野郎に引っかかったり、「知りたい!」と思ったら押し込みすぎる性癖が災いしてインターネット絡みの揉め事も一通り経験していて、スネに傷もあるので良し悪しなんですけどね!

この記事が参加している募集

熟成下書き

いただいたサポートは個人活動の運用・改善の原資に充てられます。 ★サポート機能で「ブラック企業アラート」サービスを始めました!詳しくはこちらのnoteからどうぞ→ https://note.com/ubon_ratchat/n/n44eb4c6cf958