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SwissPeaks Trailに向けてレイルランニングシューズを再考する

数日前に、西武秩父駅発着で武甲山に行ってきました。

武甲山は日々北側の石灰岩が削られていて、山のフォルムが特徴的ではありますが、見る度に何だか複雑な気持ちになります。

ただ、1,000m以上に渡り、急な登り・下りが続くような山は近くにあまりなくて、片道2時間半かかりますが、アクセスの良い秩父は良いトレーニング場所です。

今回は浦山口側から登るルートを採用。

登りは登山道に入ってから、走れるパートがほとんどありませんでしたが、下りは比較的スムーズに走ることができます。

橋立鍾乳洞を過ぎた辺りに土津園という茶屋があり(自販機も有り)、

長者屋敷ノ頭の分岐を右に、ほんの少し行くと水場もあります。冷たい水が補給できるのは、とてもありがたいです!

今回はあまり勝手が分からなかったので、西武秩父⇆武甲山のピストンでしたが、次に行くときは西武秩父駅からではなく、浦山口駅から武甲山まで登り、茶屋から登り返すことを目標にしたいと思います!

さて、今回のトレーニングの目的は2つあって、1つ目は冒頭でもお伝えしたように、1,000m以上登り続ける&下り続けること。

そしてもう1つはランナーズNEXTの記事を書くことに合わせて、SwissPeaks Trailで使用するトレイルランニングシューズのテストをすること。

私の場合はロードランニングからトレイルランニングの世界に入ったこともあり、ウルトラマラソンで多用していたHOKA ONE ONEやアルトラのトレイルシューズを使用してきました。恐らく、8割はHokaを使用しているんじゃないかと。

Hokaのシューズはクッション性が高く、ロングトレイルの強い味方。特に走れるトレイルでは手放せないシューズです。

ですが、他のシューズと比べるとソールに厚みがあって柔らかい素材なので、テクニカルなロングトレイルになると、特に後半は踏ん張りが効かなくなってくる感じはありますね。

軽量化のためには仕方がないことですが、どうしてもシューズ全体の耐久性に欠けてしまいます。

岩に足をぶつけると、かなり痛いんですよね・・・。

そこで、6月に参加した富士忍野高原トレイルレースで試し履きをした、LA SPORTIVA(スポルティバ)のアカシャというシューズを今回試してみることにしました。

詳細はランナーズNEXTの記事として書く予定ですが、特に急な下りを走る際はグリップ力のお陰で、いつもよりスムーズに下ることができたと思っています。

もともとスポルティバのトレイルシューズは勝手にソールが硬い印象を持っていて、特にロングトレイルには向かないのでは?と思っていました。

ですが、思いのほかクッション性があって、走っている時の安定感は抜群なので、9月のSwissPeaks Trailではスポルティバのトレイルシューズを履いてみる予定です。

いつもロングレースで使用しているHOKAのスピードゴートはまだ10回も使っていませんが、アッパー部分に穴が空いてきていますし・・・。

ちなみに、アカシャはロードパートでも結構走りやすい!

今回のルートの中に、がれ場はありませんでしたが、そういったシーンでも大いに力を発揮してくれることでしょう!

12月のIzu Trail Journeyや2月の9 Dragons Ultraは木段や石の階段が非常に多いので、今の所はHOKAのトレイルシューズを履く予定です。

※履いたことはありませんが、スポルティバはLYCAN(ライカン)というモデルがHOKAのシューズに近いかもしれないですね!

この2つのレースではグリップ力や安定性よりも、軽さとクッショニング優先。

ですが、足場が不安定なトレイル、柔らかい土の上を下っていくようなシーンの多いトレイルやテクニカルな要素の多いトレイルではスポルティバのシューズは非常にオススメです。

アッパー部分の耐久性も高いので、結構長持ちするんじゃないかなと思っています。

実際にシューズを履いた感覚は人それぞれ違います。ですが、まだスポルティバを履いたことのない人は、ぜひ一度お試し下さい!


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