「ちがい」を乗り越えるテクノロジーを拝聴して

(ごめんなさい。画像は「ダイバーシティ」違いです)

GAADと関係があるのか無いのか、まったく分かりませんが、アクセシビリティ(といういかダイバーシティ)に関連したイベントが今日もありましたので紹介いたします。

「ちがい」を乗り越えるテクノロジー

【JST CREST xDiversity × 日本科学未来館】いま研究者と考える、「ちがい」を乗り越えるテクノロジー

落合陽一さん(筑波大学 准教授、JST CREST xDiversityプロジェクト研究代表)が研究されてるものの最新情報もあるかな?と思い、楽しく拝聴しました。テクノロジーの進化というよりは、進化へのアプローチが面白いですね。思うところ、共感するところが沢山ありました。

#JSTCREST #xDiversity × #未来館
『いま研究者と考える、「ちがい」を乗り越えるテクノロジー』

ニコニコ生放送のアーカイブに残ってますので、しばらくはタイムシフト視聴が可能となってます。是非ご覧ください。

乙武洋匡サイボーグ化計画

この中で、遠藤謙さん(ソニーコンピュータサイエンス研究所、株式会社Xiborg代表取締役)のパートで、「乙武洋匡サイボーグ化計画」とも呼ばれてる、乙武さんの義足プロジェクトの話がありました。

(「乙武義足プロジェクト」)

ロボット義足と呼ばれる能動的な義足の研究の1つなのですが、これを使って乙武さんの協力で乙武さんが二足歩行している動画が流れました。

この中で遠藤さんから非常に印象深い発言がありましたので、ここで取り上げたいと思います。

乙武さんは健常者になりたくて歩きたいと思っている訳ではないのに、この映像を見て、健常者側が「歩けて幸せだったね」という感触をみんなが持ってる。
健常者は健常者に近づくことが幸せだと思っている。ということで考えさせられるプロジェクトとなった。

という表現をされてました。

これが今の現状だと思います。健常者の方が幸せだと思い、健常者に近づくことが幸せだと思っている人が多いです。私もこの感触を強く感じています。障害者専門クラウドソーシングサービス「サニーバンク」を立ち上げた理由の一つでもあります。

健常者が勝手に作った段差で勝手に上から目線になっている部分、私も正直言うと全く無いとは言い切れません。この段差を無くすことが私の使命だと思っています。フラットに行き来できる理想像を目指しながらこれからも頑張っていこうと思います。

もうひとつ

もうひとつ考えた点が、(なんで「ちがい」という表現にしたのだろう?なんでひらがななんだろう?)でした。何故でしょうね?障害や文化を乗り越えるではなく「ちがい」とした理由。ほんのちょっとしたことかもしれませんが、深いです。こういうワード選び、重要ですよね。すごく気になります。(あ、ごめんなさい、答えは無いです。私はよく「ちがい」ではなく「段差」という表現を使っています。なぜ「ちがい」にしたのか、自分なりに咀嚼はしてますが、ここには書きません)

まとめ

考えよう!考えます!

というところで、今回はここまで。


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