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「はた」を「らく」にする【私の仕事】

こんにちは 日刊マガジン【書くンジャーズ】金曜日担当のケンタロウです。

暑い日が続いてますが、いかがお過ごしでしょうか。

私の住む糸島では、先日、最高気温38.5度を観測しました。国内観測最高記録だったこの日は、風が吹いててもちっとも涼しくなく、まるで熱風をドライヤーで当てられるような感覚でした。ここは熱帯?と勘違いするような日中でした。熱帯に行ったことはありませんけど(笑)

朝は過ごしやすい気温になってきましたが、日中は厳しい暑さがもう少し続きそうですので、どうぞご自愛くださいませ。

では、そろそろ本題に。

仕事の価値を高める

今週のお題は【私の仕事】

私の仕事はIT会社の管理本部長。
4年前はフツーの銀行員でした。

本部長と言っても、70人くらいの小さな会社ですから、経理、人事、総務、情シス(情報システム)の統括責任者をやりつつ、西へ東へ奔走し自ら汗をかいてます。

管理部門の仕事はエンジニアから見ると、仕事の内容が見えにくいところがあります。私が入社する以前、「あいつら稼ぎもしないのに、残業までしてなにやってるんだ」とか、言っている人もいたように聞いてます。

「なにやってるんだ」って「仕事やってるんです。」と反論したくなりますけど、ひょっとしたら、管理部門の仕事が理解されてないから、言われてたのかも知れないと思い、私が現職に就いてからは、管理部門がなにをやってるかを、ちゃんと伝えていこうと考えて、都度あるごとに仕事の内容を社内に広めるよう心掛けてます。

また、管理部門のメンバーにも、自分たちは黙々とルーティンをこなせばいいだけみたいな意識があったので、管理の仕事の価値を伝えるわかりやすいフレーズがないかなあと検索をしてたところ、日本ライフシフト協会 岡田大士郎さんの記事にたどり着きました。

岡田氏はスクウェア・エニックスの米国法人で社長を勤め、帰国後に総務部長となったユニークな経歴の持ち主です。そんな同氏は管理部門について、これまで「価値を生まない部署という誤解があった」と話します。

管理部門は売上を上げる部署ではありません。でも、売上を上げたり、クリエイティブなものを作ったりする人たちの仕事の価値を高めるための部署です。一概に投資対効果で測れるものではありませんが、管理部門がしっかり従業員のケアをしていかないと、ひいては会社の成長に大きく影響を及ぼす仕事を担っているのです」

管理部門は、売上を上げたり、クリエイティブなものを作ったりする人たちの仕事の価値を高めるための部署、って、とても分かりやすいフレーズだと思いませんか。

管理部門の業務ひとつひとつが、仕事の価値を高めるのに役立っていることを、社内に向けて明確なメッセージとして発信を始めてます。

はたらく係

あなたの仕事は何ですか?と聞かれた時、私は「はたらく係」と答えます。

はたらく係とは

働く=はたらく=はた+らく
はた=傍(となり)
らく=楽(らく)
私の傍(はた)を楽(らく)にする=はた+らく

このフレーズは、銀行で担当をしていた会社の社長室に貼ってあったもので、とても印象深かったので、転職後は勝手に使わせてもらってます(汗)

楽になると気持ちに余裕が出てくるので、仕事に創意工夫が生まれやすくなります。創意工夫の結果、仕事はますます楽になり、その結果、生産性が上がる、つまり仕事の価値が高まるに繋がります。

私の仕事は「はたらく係」

私の傍の人たちの仕事を楽にすることで、売上を上げたり、クリエイティブなものを作っている人たちの仕事の価値を高める。

今年は社内でしつこく言い続けようと思ってます。
1年間言い続けると、はたして、「はた」は「らく」になるのか、社員の働き方は変わるのか、会社は変わるのか。

機会があれば、記事にしたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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