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生産者の顔が見える暮らし

糸島へ引っ越したのは2000年の2月だから、
糸島暮らしは、今年で20年目になる。

20年間で、たくさんの人と知り合うことができた。
農家や漁師さんなど生産者の方々とも、お付き合いをしている。

食卓に並んだ、卵、しょうゆ、納豆などをいただく時
自然と、生産者の方々の顔が浮かんでくる。

野菜にしても、しかりだ。

普段、野菜はAコープや産直市場で購入するのだが、
あのキュウリは、だれだれちゃんのおばあちゃんのだよねと
子ども達が、友達の名前をよく口にする。

ところで
大きくなった子どもたちは
福岡市内の高校に通っていて、

もちろん
僕も、電車に揺られ都心まで通勤している。

通学や通勤に、往復で2時間近く費やしているのは、
福岡では、かなり遠いほうになる。

通勤や通学を考えたら
もっと、都心に近いところに住んだ方がいいのにと、
時々、言われることがあるけど

それでも
新鮮な素材や
それを作っている人たちとの暮らしは、
とって代えがたいものだ。

僕は、生産者の顔が見える暮らしに、豊かさを感じている。

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