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自分が幸せになることが、周囲の人のためになる


先日、バスに乗っていた時、すぐ後ろの20代から30代くらいの女性二人が
話しているのが聞こえてきた。

「あの人さ、こんなこと言ってたんだよ」
「へー、そうなんだ」
「いや、普通はさ、そんなこと言わないじゃない」
「そうだよね」

と、そこにはいない共通の知人か友人の話をしているようだった。
聞いている人も、話している人の意見に賛成のようだったので、そこで話は終わるのかと思っていた。
人の悪口を言っているのを聞くのは、あまり心地よいものではないから。
例え自分が全く知らない人でも、関係なくても、だ。

しかし、その後もまだ話は続き、私が先にバスを降りるまでずっとこの女性は、
ここにはいない誰かの悪口を言い、それを共有しようとしていた。

その人の顔は見なかったけど、多分幸せな顔はしていないだろう。
でもわかったのだ。
「きっとこの人は幸せではないんだ」と。

幸せな人は、人の悪口なんて言わない。
だって自分が幸せだから、人のことは気にならないし、むしろ周囲の人にも幸せでいてほしいと思うだろう。

そして気がついたのだ。

自分が幸せになることで、周囲にも幸せになってほしいと思い、誰の悪口も言わなくなる。
つまり、自分が幸せになることは、それだけで周囲を幸せにするんだな、と。
だから、自分が幸せになることを優先した方がいいんだな、と。

世界一周の旅に出た私は、毎日「日本人はもっともっと幸せになっていい」と思い続けていた。
それはおそらく自分が幸せを感じていたから。
そして、海外の人たちはずっとずっと幸せそうに見えたから。
だから彼らは、周囲の人にも笑顔で、気軽に挨拶ができるのだと気づいた。

だからこそ、まず自分が幸せになる。
人の悪口をいくら言い続けても、決して自分は幸せにはならない。
だから人のことを気にするより、まず自分が幸せになる。

それに集中して生きたら、毎日が結構楽しくなると思うんだけどな。と
思った。

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