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居場所の探し方

いよいよ3月も終わり。昨年の今頃と、心境が全く違うのに驚く。
昨年は、とにかく引っ越ししたい、自分の居場所に行きたい、という気持ちが強く、毎日引っ越しの日を待ち侘びていた。


今年は、その居場所が定まったことで、さらに自由に、さらにワガママに自分の
やりたいことだけを、やりたいようにやろう、と思えている。

やっぱり居場所って大事だな、と思う。



その居場所はどうやって探すのか?

まずは、違和感から始まる。

街を歩いていて、自分が心地よく感じるのであれば、問題ない。
でも、以前は街を歩いていても、ほっとするよりザワザワした。

多分それは、その街が急激に進歩したことによって、いろんな人たちが
流入してきて、その人たちが吐き出す、または持っている波動のようなものが
ザワザワとさせていたのだと、今は思う。


ただ、これも「私にとっては」ザワザワした、ということで、他の人は全くそうは思わない可能性がある。

この違和感が、「ここはあなたの居場所ではないよ」と教えてくれるのだと思っている。

居場所がよければ、ほぼ全てのことがうまく行く。

逆は、いうまでもない。

だからこそ、居場所って大事だな、と思う。


コロナ禍の間、私はあらゆるところに旅をした。
その時に初めての街ばかりに行ってきて、感じていたのだ、街の空気を。

先日も、本当に久しぶりに、というかほぼ初めてくらいの場所にフラッと
行ってきた。
行き先を決めず、ただ電車に乗ってその時の気分で下車先を決めるという
自由旅だ。

そして降り立ったJRの駅は初めての場所なのに、なぜか自分が行く先がわかっていて、Googleマップも見ずに、ひたすら自分の思った方向に歩いていた。
その街の空気を感じながら。

悪くない。
ここは住めるかも。

そう思いながら歩く、ひたすら。

やっぱり街の空気がわかるのは、歩くこと。
だからスニーカーとリュックで出かける。
そしてたどり着いた先で、思った通りのご飯を食べることもできて、
大満足の旅だった。


事前下調べはほぼなし。
歩いて、お店も見つけた。
そんな旅が実は大好きだ。

こうして、さまざまな街に行って歩いてみたことで、私にとって合うな、と思う場所の共通点がわかった。


「城下町」

「歴史がある街」

とはどうも相性が良いらしい、

そして以前住んできた「新興開発地域」は、私には合わないらしい。

何度も言うが、これはその人それぞれに合う場所がある。
いろんな初めての街に行き、歩き、空気を感じることで、あなたに合う場所が
わかるようになると思う。


私は、物のリピートはするが、旅先のリピートはほぼしない。

物は気にいると、長く買い続けるが(化粧品、日用品など)旅先だけはどんなに気に入ってもリピートはほぼしない。
今のところ5年連続で行っているのは、出雲くらいか。

(出雲大社があるから。独身の娘のためもある)

なぜなら、「時間とお金がもったいないから」

人の時間が有限ならば、少しでも多くの初めての場所に行きたい。
だから一度行った場所には、多分余程のことがない限り行かない。
だって、私にはまだまだ行ったことがないところがたくさんあるから。

この私の土地との相性の法則が、海外でも通じるのか試してみようと思っている。

だって、居場所は複数あった方がいいからね。


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