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脳卒中は突然に…!(私の体験記)

それはいきなりやって来た!2021年5月19日の夕方仕事帰り。
地下鉄に乗り帰ろうと改札を抜けホームへ向かう時に異変は起きていた。

身体が左へ左へと傾く。

時間帯は夕方のラッシュ時。
列に並んだが、左に傾き真っ直ぐ立っているのが難しい。
持っているカバンが前の人にゴンゴンと当たりそうになる、身体が傾かないよう何とかバランスを取っていた。
ただこの時は三半規管の異常程度に思いつつ、なんとか地下鉄に乗り込み呑気に友達とラインをしていた。

約30分後、地下鉄を降りた時には、私は真っ直ぐ歩けなくなっていた。
根性でエスカレーターに乗り改札へ向かうも大きく傾き続け、
最後は改札手前の傘立て辺りでしゃがみこんでしまった。

大丈夫ですか?と聞く人
慌ただしく駆け抜けてゆく人
呼ばれて飛んできた駅員の方

その間に私は携帯で父親に迎えに来てくれと連絡を入れていた。
迎えに来てくれなどと言ったことがない私の申し出に驚いたようだ。

駅員さんは車椅子を持ってきてくれて、駅長室で休みますか?と聞いてくれたのでそうさせてもらった。救急車呼びますか?とも聞いてくれたのだが、父が迎えに来るからと断った。

しばらくして車で父と下の妹が迎えにきてくれた
車椅子から父親の白い軽自動車へ乗りこむのも一苦労だった。

父は自分のかかりつけのクリニックへ私を連れて行った。
父はそこの先生と20年来の付き合いで信頼を寄せている先生に診てくれ!と泣きついたのでした。

先生は脳神経外科も経験してる開業医で、私の状態を見て、直ぐに大きな病院へ行かなきゃ駄目だと一筆書いてくれ、ソレを手に私達は大きな病院へ向かいました。

大きな病院に着き、そして待たされた。
コロナ禍の真っ只中だったのもあるのでしょう
救急車じゃないから後回し後回し。
とにかく救急車が優先で、物凄く待たされました。

コレは後に、後悔する事になります。
救急車で来ないと後回しにされてしまうのです。
どうか皆さん、同じ様な事が起きたら救急車を呼んでください。

この辺りから私の意識はなく、何がどうなってたのかは記憶にありません。


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