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映画鑑賞日記

愛がなんだ

平凡なOLテルコの究極な片思いの日々。原作は角田光代さん。
いわゆる、都合のいい女です。どうしてあんなクズが好きなの…
共感したくないけど、こういう人いるよね要素が散りばめられてます。
登場するみんなが類友っぽくて、このループ終わらないでしょ感が強いです。
テルコはいつか幸せになりたいというより、着地点がないどうしようもない恋愛をしているのが楽しそうです。愛されるよりも愛したいマジでって感じの感想です。

勝手にふるえてろ

恋愛経験のないOLが想い、想われるの2つの恋愛で暴走します。原作は綿矢りささん。
コミカルでテンポがいいです。劇中歌と主人公のファッションがまさにサブカル女子って感じです。
片想いっていうか、片重いです。
ダサくて痛くて妄想癖がすごくて、THEこじらせです。
主人公の松岡茉優さんが可愛いので見てられますが、現実だったら幻想であってほしいです。

プラダを着た悪魔

プラダの服を着るかは別として仕事頑張ろう、オシャレしようってなります。
アン・ハサウェイに憧れて、プラダを買いました。テンション上がります。
控えめそうな可愛らしい女性から、凛としたかっこいい女性になっていく話です。
女性が上に上っていくには女性特有の苦労がありますね。女の敵は女という日もあります。
いい服を着たら、いい女になった気分で楽しい。
仕事を頑張っている女性はかっこいいし、オシャレもしちゃう女性はもっとかっこいいです。

ブルーバレンタイン

良くも悪くも、人も人生も変わるもの。男女の愛は変化する。
恋の始まり、愛が冷め、終わるとこまでを見させられます。
幸せな時間と絶望の時間を交互に見せられる拷問。鬱映画です。
好きになりたての頃や付き合いたての温かい日々が、愛が冷めたあとの絶望感を一層引き立たせる描写になっています。
恋愛ってなんだっけくらいのときに見ることをおすすめします。
恋愛中や失恋後にみると副反応を起こしてしまう恐れがあります。

きっと、星のせいじゃない。

不治の病にかかった若い男女の恋を描いた「さよならを待つふたりのために」が原作。
誰だって強いわけじゃないです。この映画を観ると涙が出ます(私は)。
映画のおかげで平凡な日々さえもありがたく感じるのです。
そして、自分の感情は豊か、まだ大丈夫と認識させてくれるのです。
いつ死ぬか分からないし、病気で余命が分かったとしても明日事故で亡くなることもあります。
自分だけじゃなく、隣にいる大事なひとも突然いなくなるかもしれません。
命にはいつか終わりがあるのに何故自分は惰性的に生きてるのか考えてしまいました。


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