高卒元手取り13万の自己紹介
はじめまして。uiと申します。
今時珍しい?高卒30歳です。
でも今は脱サラし収入が月55万円になりました。
世の学歴コンプレックスを持つ高卒民たちを
少しでも勇気づけられたらと思い、今までのこととか何を思ってきたのかとか、犬のかわいさについて書いていけたらと思います。
よろしくお願いします。
経歴
18歳:高校卒業〜フリーター
21歳:未経験でIT零細企業に入社
25歳:同業他社へ転職
30歳:独立
フリーター時代
進路が決まらぬまま高校を卒業したわたしは、どうにもこうにもキラキラしている(ように見える)同級生の大学生活を横目にフリーターになります。
進学はしたかったけど、金銭的に余裕がなかったため泣く泣く進学を諦めました。
奨学金を借りてくれるほど親も教育熱心ではなかったのです。
進学する時の足しになればと貯めていたバイト代は80万円ほどありましたが、入学費用には届かず一人暮らし資金となりました。
ハローワークに行ったり、正社員の仕事を探したりもしたけど、高校卒業したばかりの自己肯定感も低いわたしには社会が”ものすごく大人の世界”に感じて、
自分みたいなピヨピヨなんかがやっていけるのかと、そこに飛び込んでいく勇気も自信もありませんでした。
まあ、同級生が大学に行っている間は好きなことしようとアパレルの店舗スタッフとして非正規フルタイムで働き、土日の夜は当時バンドが好きだったのでライブハウスのバイトの掛け持ちをしていました。
この頃は2連休が月に1回あるかないか、3連休が年に1回あるかないかみたいな生活で手取りは月13万円でした。
未経験でIT業界に入社
数年経ったある日、店長から所属していた店舗の閉店を告げられ
他の店舗に異動するか、退職するかの選択を迫られました。
接客がそれほど好きでも得意でもないと感じていたわたしは、このまま接客業を続けていくのには給料的にも体力的にも厳しいと感じ退職することにしました。
接客業をやったから今度はデスクワークがしたいと思い、特に業種には拘らず未経験OKの仕事を探し始め入社したのがIT零細企業でした。
俗にいうSESで、客先に常駐する正社員ではあるけど派遣のような働き方です。
最初の会社では3年ほど働きましたが、零細企業なだけになかな給料も上がらない、懇親会の会費も経費で落ちない、強制参加の社員旅行費用も給料天引きで積立する割に、オフィスの改装ばかりする経営陣に嫌気が差し、同業他社に転職しました。
この会社には特に不満もなく自由にやらせてもらってもう書くことないんですが、4年半ほどお世話になり、今年の独立をもって退職しました。
独立か転職か
会社員最後の1年はスケジュールの仕切り直しなどがありプロジェクトがなかなか進まず暇を持て余した1年でした。
人間、暇を持て余すと雑念が生まれてきます。
このままでいいのか!?、わたし、と。
”もっと他に自分を活かせる仕事があるのではないか”
とか、
”もっと興味がある仕事がしたいな”
とか、
”やってみたいことやらないと後悔するんじゃないか”
とかとか
皆さんも1度は思ったことあるんじゃないでしょうか。
IT業界に飛び込んでから早8年、ITは特に好きでも得意でもなくテレワークができるという働き方が気に入っていました。
転職エージェントに登録してみたはいいものの、自分のことを他人のペースで進められることが苦手だって気づいて1週間でやめたり、転職サイトを眺めたり履歴書を書き直したりしましたが
わたしには幸いにも、フリーランスになるという選択肢ができていました。
心機一転、
給料は下がるかもしれないけど新しいことにチャレンジするか
やることは変わらないけど収入が増えるフリーランスになるか
迷って迷って、競争が少ない方の選択肢を選ぶことにしました。
無理だったらまた会社員になればいいやと。
それが去年の10月の話で今年からめでたく?フリーランスデビューを果たし
今月の初報酬で55万円を受け取りました。
特にスキルもないわたしが。高卒のわたしが。
やっと満足するようなお金を自分で稼ぐことができて、ずっと登っていた山の山頂にたどり着いたような、新しい景色が見えたような気持ちになりました。
生活に変化はないのだけれども。
ずっとお金で苦労し続けたこの人生に終止符を打てた感覚になったのです。
正直、親のお金で大学にいって遊んでいるような人が憎たらしく思えた時期もありました。
20代前半の頃は学歴もないお金もないコネも何もない自分の劣等感に押しつぶされそうで家で1人何もしていない時間が苦痛で仕方ない時期もありました。
でもだんだんと社会を知るにつれて、大学を出てたって、一見人当たり良さそう仕事できそうに見える人だって、ポンコツはいます。
仕事を途中で投げ出したり、人のこと考えられない人なんて山ほどいます。
でもそんな人たちを反面教師にして負けてられないと自分を鼓舞し続けた結果今に至っているのもまた事実。
どんな人でもいいところを見つけて、相手をリスペクトした仕事ができるような人になりたいなと思います。ポンコツとか言っちゃってるけど。
人のことはどうにもできないことだから、どうにかできる自分の人生を前向きにコツコツと真面目に、時にユーモアを持って犬はかわいがりつつぼちぼち頑張って生きましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
犬はいつか飼いたいと思っています。
できれば猫も。
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