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『死に至る病 あなたを蝕む愛着障害の脅威』【読書】

 「愛着障害」系の本を今までも読んできて、これで5冊目くらいになります。
10年くらい前にその言葉を知り、本を読み、その頃の対象への理解をするために奮闘していました。
他の本も読み進めていくと、少なからず自分自身にもその傾向があることが感じられ、その克服のために他の本を読み漁り、身体へのアプローチをやってみたりして、今に至っています。

この愛着障害に対しては、「医学モデル」ではなかなか改善が見込まれないことが書かれています。
その代替手段として、「愛着モデル」という手法をこの著者は提唱しています。
その手法では、自分自身と向き合うことは必要とされ、トレーニングのように鍛えていくことが推奨されています。

なんとなく生きづらいや人との関わりでつまずくというような人、こう書くと誰でもそれを感じる気がしますが、この愛着障害の傾向が少なからずあり、そこへのアプローチをしていくことで、上のような悩みが減っていく可能性があり、今まで全く試していないようであれば試す価値はあると思いました。

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