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『疲労社会』【読書】

 タイトルに惹かれて購入しました。
どんな内容なのか気になり過ぎたので手に取りました。

今の社会は、個人が自ら労働の奴隷となってしまい、自分自身を見張り続けいる社会となっていることが書かれていました。
自ら能動的に動いていると思わせられながら、受動的な選択をさせられているという衝撃的なことが書かれていました。(と、解釈しました。)
そして、個々人がスピードを求められ、過剰な活動が常態化していて、それについていけない人たちがオーバヒートしてうつ病や燃え尽き症候群となるとありました。

読んでいて納得する部分が多かったです。
何となくモヤモヤ思っていたことを、様々な引用を使って説明してくれて、今の状況を言語化してもらった感覚になりました。

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