見出し画像

【Recipe かぶのホワイトパスタ】

先日に引き続き
レシピ作りに精が出ている日々です。

というのも、年明けすぐに
「ハーブ教室」の最終回で
ハーブのお料理をみんなで作る予定があったり、
「つるかご編みワークショップ」や
「レモングラスのかご編みワークショップ」で
スパイスカレーランチをご用意する予定があったりして
頭の中が試作でいっぱいなのも影響しているからだと思います。

今回は

「お昼ごはん何食べたい?」

から始まって、
出荷で残ったかぶを使ったホワイトパスタになりました。

レシピ作りのためにホワイトソースの分量を割り出したかったのでちょうどよかったのですが、うっかり今回、パスタ自体は鶏胸肉入りに。

鶏肉なしでも十分おいしいveganレシピになりますよ。

ホワイトソースレシピ自体はvegan仕様です。
ベースに玉ねぎのみじん切りを使うので、
ダマになることもなく、すごく簡単。

おまけに、隠し味で味噌も入るし、
にんにく塩糀も入るのでコクもあります。

では、さっそくいってみましょう!

<材料>2人分

ホワイトソース
 ・オリーブオイル  大さじ4
 ・にんにく塩糀   大さじ2
 ・玉ねぎ(みじん) 200g
 ・小麦粉      大さじ3
 ・豆乳       1カップ(200cc)
 ・野菜の茹で汁   1/2カップ(100cc)
 ・味噌       小さじ1/2
 ・ナツメグパウダー ひとつまみ
 ・黒胡椒      少々

パスタ        200g
かぶ         100g
鶏胸肉         80g
チーマディラーパ    40g


具材はひとつの鍋で下茹でしておく。
素材によって時間差で取り出して。
残った茹で汁は旨味たっぷりなので
ホワイトソースやスープにも流用です。
個人的にかぶは、とろっとろ&口いっぱいに頬張るような大きなサイズが好き。
口の中いっぱいに、かぶのジュースが滲み出てくる感じがたまりません。
小麦粉は、正確には全粒粉になります。
育てた小麦を都度、石臼機でひいて使っているので
どうしても全粒になってしまうのです。
市販の小麦粉の場合とは少し
もったり感が変わってくるかもしれませんので
調整してみてくださいね。

前述したとおり、今回はうっかり、鶏胸肉を使っています。
そのため、別鍋に、鶏胸肉、ごろごろに切ったかぶ、
またまた登場の、イタリア野菜の菜の花チーマディラーパを入れ、
茹で上げた茹で汁をホワイトソースに使っています。
お肉なしの場合は、野菜だけを茹でた汁を入れてくださいね。

そして、レシピではにんにく塩糀を使っていますが、
お手元にあるケースは少ないと思いますので
にんにく+塩糀、または、にんにく+塩にて代用ください。

でもでも、このにんにく塩糀、
感涙するほど便利でおいしいので
機会がありましたらぜひトライしてみてください。
頑張らなくてもなんでもおいしくなっちゃいますから。
(にんにく塩糀の作り方も後日アップしますね)

それでは、作り方です。

<作り方>

1 小鍋で具を茹でる。
  かぶは大きめの一口大、チーマディラーパ、
  鶏胸肉は塊のまま、すべて一緒に茹で始める。
  チーマディラーパは緑色が濃くなったらすぐに取り出し、
  かぶは火がとおって柔らかくなったら取り出して、
  引き続き鶏肉に火をとおす。
  鶏肉に火が入ったら火からおろし、
  鶏肉は茹で汁に入れたまま置いておく。
2 大きめの鍋でパスタを茹で始める。
3 フライパンにオリーブオイル大さじ4を入れ、
  にんにく塩糀を入れて弱火にかける。
4 にんにく塩糀がふつふつしてきたら、
  みじん切りにした玉ねぎを加えて
  透き通って柔らかくなるまで焦がさないように炒める。
5 一度火を止め、小麦粉大さじ3を全体にふりかけ
  しっかり混ぜ合わせる。
  火をつけて、小麦粉に火が通るまで弱火で炒める。
6 5にごく少量ずつ、豆乳と1の茹で汁を加えてのばしていく。
7 豆乳と茹で汁を全て加え、しっかり火が通ったら、
  味噌小さじ1/2とナツメグパウダーひとつまみと
  黒胡椒を加えまぜ、1の茹でた具材を和えておく。
 (鶏胸肉は細かく手で割いてから加える)
8 7に火をつけ、茹で上がったパスタを加える。
  この時、加えて混ぜる前のパスタにめがけて
  分量外の追いオリーブオイル大さじ1程度と
  にんにく塩糀小さじ1/2程度を加えてから
  全体をよく絡めるように混ぜると
  味が薄まってぼやけるのを防ぐことができる。

手順が長くて大変そうに見えるかもしれませんが、
流れとしてはさほど大変でもありません。

小鍋で具材に火を入れて、
パスタを大鍋で茹でて、
フライパン一つでホワイトソースづくりから仕上げまで行う。

ざっくり言うとこんな感じですから。

しかも、重ねてお伝えしますが、
このホワイトソースの作り方はダマ知らず。
粉の量を増やせばもったりしたホワイトルーに、
水分量を増やせばさらっとしたスープに。
玉ねぎと糀の甘み、お味噌の深みも加わって、
veganでもコクのある味になるので、ぜひ。

ポイントは特にありません。
できれば、塩糀はご用意いただくと良いかな?という程度です。

あ!
うかspice+の人気商品「自然栽培ハーブソルト」をぱらっとしていただいてもすごくおいしいです。

ホワイトソース作り。
オリーブオイルににんにく塩糀を加えたところ。
バターの代わりにたっぷりのオリーブオイルで作ります。
上の状態に、玉ねぎのみじん切りを加えて。
この後、小麦粉を加えて火を入れて…
豆乳と野菜の茹で汁で少しずつ伸ばせば
出来上がり!
塩糀やみじん切りの玉ねぎのつぶつぶ感が
見え隠れしますが
食べるとほぼ気になりません。
玉ねぎの芯も入れちゃったので、
ところどころグリーンが見え隠れ。ドンマイ!
我が家のパスタは
埼玉県の自然栽培農家「小島農園」さんの黒うどん。
和にも洋にも使える万能乾麺です。
茹で汁もおいしいスープになる優れものです。
我が家のオリーブオイルはこれ一択。
イタリアで作られている
自然栽培オリーブオイル「オルチョサンニータ」。
以前取材で伺った時は
栽培時に緑肥を使っているので
厳密には有機になるのかも?とおっしゃっていましたが
私的には、緑肥だけなら自然栽培と謳って良いのでは?と思っています。
定義って難しいですね。

veganホワイトソース、おいしいのでぜひお試しください。

そして今回は、野菜の茹で汁の残りとパスタの茹で汁の残りで
簡単にスープも作り、カラフルな大根「紅芯大根(こうしんだいこん)」でサラダも用意。

友人からいただいた
野菜を麺のように細く長くカットしてくれる機械で
主人が紅芯大根麺を作ってくれたので、サラダに。
ドレッシングもよく絡まって美味。

この紅芯大根は、
大根とは名ばかりのまったく辛くない甘い大根なので
サラダにぴったりです。

「季節のおまかせ野菜セット」にはほぼ確実にお入れしている野菜ですので(もし入っていない時はごめんなさい!)、お手元に届きましたらぜひ、サラダもお楽しみくださいね。

写真のサラダは、紅芯大根のほか、わさび菜、赤からし菜、ディル、胡桃、グリーンレーズンを使っています。
味付けは、オリーブオイルとレモン塩糀のみ。
山盛り食べられそうなくらいにおいしかったです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?