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【自分にできること】o/sioのUberEats立ち上げをサポートしました【本日5/1営業開始】

久しぶりの投稿になってしまいました。こんにちは、さめすけです。

相変わらず六本木でゴーストレストランを頑張っているのですが、今日は
本日5/1にオープン、立ち上げに関わらせていただいた、丸の内にある「o/sio」のUberEats店舗についてお話させてください。

環境

さめすけが2020年1月から六本木でゴーストレストランを初めて約5ヶ月が経とうとしていますが、御存知の通り、環境はこの数ヶ月でがらっと変化しました。

飲食店は店内での料理提供を縮小せざるを得ず、テイクアウトやデリバリーを主戦場として戦わなくてはいけなくなりましたが、運良く1月からゴーストレストランを運営していた自分は、波に揉まれつつも少しずつデリバリーで料理を提供していくのコツを掴んでいたところでした。

葛藤

このような状況になってしまい、周りの飲食店がどんどんと休業していき、「お店を閉める」という人の話も聞くようになります。

UberEatsなどのデリバリーの立ち上げの話をしても、そもそもUberEatsの店舗の立ち上げが混み合っていてできない、もし始めたとしてもどれほどの収益になるか分からないという意見も。

では自分にできることはなんだろう?どういう協力が一番良い良いのだろう?

数ヶ月前の時点で自分は今回のこの影響で渋谷店を畳んでいたため、自分の手元にはUberEats上の休眠店舗がいくつかありました。

こんな状態で自分がただ持っていてもしょうがない、この休眠店舗をどなたか使ってくれる人はいないだろうか、ただどうやって見つければいいんだろう、と悶々としていました。

#おうちでsio

そんな中、Twitterで #おうちでsio というハッシュタグを見つけました。

店の命とも言えるレシピを、無料で、誰もがみることのできるTwitter上で共有していたのです。この状況下でgiveしまくっていた動きに心が動かされました。

何かできるかな? → 自分から動かなきゃ

とマインドが変わった瞬間でした。sioの鳥羽さんにUberEatsの休眠店舗がああること、自分がサポートするのでぜひ使ってほしい旨を連絡しました。

立ち上げ

鳥羽さんにはすぐに数人のスタッフさんを巻き込んでくれ、あっという間に体制を整えてくれました。

みなさんがものすごいスピードで動いていただき、自分がDMを送ってから約3週間でオープンに辿り着きました。

もちろん、事務処理などが順調に進んだことも大きな要因ではありますが、

販売されるバインミーを始めとする商品ががデリバリー向けに最適化されていたことや、スタッフの方がフードデリバリーに対して、というかデリバリーを通してお客様とどう向き合うかを真剣に考えられていたことが大きかったと思います。

商品開発の考え方やsio全体の取り組みに関しては、逆に自分が勉強させていただいた立場でした。

下心

以上、休眠店舗をお譲りすることや、店舗立ち上げの際に「UberEatsで売れるには」という観点での様々なアドバイス、諸々の手続きなどは当たり前ですが全て無償で行っています。

こんな状況ですから、自分ができることは何でもしたいと思ったからです。そんな中、鳥羽さんの口からこんな一言をいただきました。

「で、俺ができることはなんだろう?」

最初はこちらも、と言っていたのですが、「なんでも言って」という一言に誘われ、図々しいと思いつつ

「弊社の阿波黒牛を食べてみてほしいです!!」

と言ったところ「もちろん!」とご快諾いただきました。

現在、阿波黒牛を使用したメニューの共同開発を行っています。giveしたつもりが何倍にもなって返ってきてしまいました。

デリバリーに取り組む意義

フードデリバリーが盛り上がって、たくさんの人に使ってもらえるのは今だけか?と問われれば、自分はそうじゃないと自信を持っていうことができます。

今後、どの飲食店もデリバリーしかりテイクアウトしかり「店内で食べる」以外のチャネルをどんどん持っていくと、強く思います。

ユーザーの需要が高まっているときにフードデリバリーに取り組むのは決して無駄にはなりません。

今回sioのようなトップクラスの飲食店が、デリバリーに真っ向から取り組むことは業界全体にとっても非常に意義深いものです。もしデリバリーやってみたい、これからやろうか考えている、という方はぜひo/sioのバインミーを食べてみてください。

自分も少しでもお力になれるよう、オープン以降も伴走し続ける所存です。

何かあれば

それでもどうやってデリバリーを始めればいいのか、始めたけどうまく行かない…などのお悩みがある飲食店の方、TwitterのDMでも、メールでも、ぜひお気軽にご連絡ください。自分のシェアできることはガンガンしていきたいと思います。

また、弊社ではバーやスナックなど「フードデリバリー立ち上げたいけど商品がない…」という方向けに阿波黒牛を使用した商品のご提案も行っています。フードデリバリーとの相性を重視したメニューなので、ご使用いただいている店舗様の売上は好調に推移しています。

自分も少しでもお力になれるようgiveしまくっていきます、みんなで乗り越えていきましょう。



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