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高適の詩と論語

 一昨日、図書館で『大人の国語力がつく漢詩一〇〇選』(守屋洋・著 角川SSC新書)という本を借りた。

 その中の、高適(こうせき
702?~765  )さんの「田家春望」という詩を。

高適、孔子に叱られる?!

 
   田家春望

 門を出れば、目に入るのは何か。
 一面の春景色だ。
 それにしても嘆かわしい。この俺を理解してくれる者がいないとは。
 高陽の飲んだくれの、この俺様をだ。

 その下は、『論語』学而篇の最終章。
 先生は言われた。「自分が人から認められないことは気に病まず、自分が人を認めないことを気に病む。」

 学而篇の最初の章の結びは、「人知らずして慍(いか)らず、亦た君子ならずや。(非から認められなくても腹を立てない、それこそ君子ではないか)」である😄。

 高適さん、そのくらいで憤(いきどお)っていてはイカン😁。

 見出し画像は、まぁまぁ一杯、と高適に酒🍶を注いでやっている子路😄。

 詩のバックは、数年前の造幣局の八重桜🌸。

            🐻

           
 

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