詩経
『詩経』は、中国最古の詩集で、孔子学団では、教科書のようなものだった。
『論語』泰伯篇でも、
子曰く、詩に興り、礼に立ち、楽に成る(先生は言われた。詩を学ぶことにより、精神や感情を高揚させ、礼法を学ぶことによって自立し、音楽によって、教養を完成させる)
とある。
なので、当然子路も詩を学んだハズだが…
『論語抄』(陳舜臣・著)に、「当時、外交問題を討議するときは、しばしば『詩経』が引用朗読されたことが、『春秋左氏伝』にもしるされています」とあるが、こんな恋の詩を用いるシーン、あったんかいな?という気がする(笑)。
見出し画像は、角川ソフィア文庫 ビキナーずクラシックと、講談社学術文庫のW詩経(角川…の方は、楚辞も含む)。
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