見出し画像

祭りの後の鮎漁師達…

先週は 鮎三昧 鮎祭りだった
クーラーボックスが持てないくらい
冷凍庫は満杯
あちこちに贈り 
冷凍庫は 空っぽに….

そして
漁場に 繰り出すのである

クーラーバックにお茶と水と
蜜柑を二つ…

去年のこの時期
堰堤下 投網で獲れていたのに
今年は 全く居ない

ひたすら 川を歩いて歩いて
刺し網を 巻いて行く

ひと網 100匹獲れた鮎祭り

今は ひと網 一匹も獲れない事も

皆が網を 入れるところには
鮎は居ない

何故に 獲れない?

上流から 鮎が降りて来ないから…
簡単に言うと
東京ドームの中に 鮎 一万匹を
数十人の鮎漁師で 獲り合えば
日に日に 鮎は居なくなる

でも その中で 残り鮎の居そうな
ところに 網を巻く

50匹 30匹と日に日に減って行く

その中でも 残っている
卵たっぷりの落鮎に出逢うと
とても嬉しい

毎日毎日 水の中に居る
こんな 玉石の川原を歩いている
水中の玉石は まるで氷のように
ツルツル滑る

スパルタリハビリ
一歩も 歩けなかったんだから
大したものだと…

上流向いて 歩くのは
なかなか くたびれる

鮎漁師と 顔を合わせる

“獲れんな〜 鮎おらんよ”
が 合言葉

次に出て来る言葉は

“雨待ちやなー”

四時間 歩き回って
ひと網 三匹づつ獲れて
30匹程…

毎日毎日
川に居る

祭りの後の鮎漁師は
変わらず
川を 彷徨っている

今宵から しっかり雨になるらしい

週明けからは また 祭りが
始まる事を 願って…


ギランバレーに恋をして
スパルタリハビリ
鮎漁師 浮世雲

この記事が参加している募集

今日やったこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?