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今のこの状況を考えると、さまざまな可能性が感じられる

どうも、ウクモリ ヒロオです。

体調不良が続く中、明日からの予定を考え、今日はあえて休みをいただきました。咳だけがどうも続いてしまっていて、ゆっくり静養して明日以降に備えたいと思います。本当であれば、休日はバイクに乗って過ごしたいんですけどね(苦笑)

さて、最近は渋谷や東京、そして秋葉原あたりを歩いていると、海外から来日した大勢の方々に遭遇します。先日行った、かっぱ橋や浅草などは海外の方が多数を占めているような状況。本当に驚かされます。

出張で京都駅に行った時も、駅はほとんど海外から来た方々だと言っても過言ではないくらい、混みあっています。同時に、飲食店などもインバウンド需要の強気の価格帯で二度ビックリ(笑)観光立国の実現を狙っていた日本としては、為替の影響とはいえ、嬉しい誤算だったはずです。

ただ、気になるのは次の展開です。

海外の物価高は、日本の比ではありません。兄が今、アメリカで働いているのですが、暮らすのが大変なほどの物価だそう。先日、野球を観に行った時にホットドッグとビールで約4,000円もしたそうです。仮に円相場が110円だったとしても、3,000円ですから物価が高いなと感じます。なので、現地に暮らす方にとっては、値段が上がっても、ラーメン一杯が1,000円の日本という国は、かなり羨ましく見えるかもしれません。

SUMMER SONIC Bangkokの鑑賞エリアとチケット代が公開されています。

面白い事例があるのですが、今年タイで初開催される、サマーソニック・バンコクのチケット代を見ると驚くのですが、日本よりも高いんです。例えば、かなり前方で見られるプラチナムのチケット代は、2日間のものが12,000バーツ、約5万円。日本ではVIP以外の設定がないので、単純に比較は出来ませんが、日本の場合は36,000円です。
*補足しておくと、VIPについては、タイが2日間で約84,000円なのに対し、日本で2日間VIPで観た場合はチケットが独立しているため、10万円オーバーになります。

さて、そんな状況を考えた末に、あらゆる業種の方々がアウトバウンド需要を追い求めるようになりました。同じものでも価格が全く違う訳ですから、チャレンジしてみる価値はあると思います。特に私が、2000年前後に中国で営業を強化していた時期を考えれば、価格競合で中国一辺倒だった当時とは違い、さまざまな可能性を模索出来る環境にあると感じます。

肝心なのは、海外で通用するものを提供出来るかどうか。しっかりとマーケティング分析を行ない、ファン獲得に向けたブランディング戦略も重要になります。特に製造業の方々は、分野が変わることを意識して取り組めるかどうかが肝になります。語学力や海外の法規制、習慣などの課題や、そもそもの社内の意識改革もネックになります。

私自身、過去に中国での生産を辞めて国内回帰に特化した経験がありますが、国内でなにか新たなことをやるだけでも、かなり結構大変だということを実感しています。

海外の場合は、場所によってはファミリー意識が強いので、そういったコミュニティに入っていけるかどうかもポイントになります。いくら良い製品だとしても、ご縁が育めなければ売れません。なのでケースによっては、インバウンドがこれだけ賑わっている今は、国内で海外の方にテストマーケティングをしていった方が、何気に得策かもしれません。

チャレンジすることは大切ですが、可能な限り失敗しないように準備しながら取り組んだ方が良いと感じます。少なくとも、周りの人がやっているからという理由だけで取り組まない方が良いと思います。

今日のトップ画像は冬に撮ったスズメさんの写真。そろそろ撮りに行きたいのですが・・・いつになることやら。

こんなことを語りつつ、今日のnote終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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