見出し画像

「本当にそれでいいの?」を放置したくない

どうも、ウクモリ ヒロオです。

先週、猛暑の中、業界の野球大会のお手伝いをしに某所まで行ってきました。私の会社はチームを持っている訳ではありませんが、業界のイベント運営の委員会の一員だということもあり、駐車場の誘導などをするためにほぼ毎年に行っています。

ただ、行き始めた当初と比べ、猛暑の度合いが高くなり、正直なところ来年以降は依頼があったとしても、参加を控えた方が良いのではないかと感じています。スタンドもない平坦な野球場なので、遮るものもなく、運営テントの下で何とか炎天下を耐える・・・そんなシチュエーション。たとえそこで倒れたとしても、誰も何も保証してくれません。

本当は実状に合わせればいいだけ

最近、さまざまなケースで実状に合わせるだけで良いのに、なぜかそれを理不尽な理由で拒むケースが多くなってきているように感じます。先日、訪問先の近くにあった運動場では、炎天下にもかかわらず陸上競技の練習をしていました。大会で優勝するためにはそれくらい・・・という考えもあるのでしょうが、先述の通り、命の危険すらある猛暑の中、本当にそうしなければいけないのか疑問を感じます。

ちなみに先述の野球大会の場合、伝統だからといって真夏の開催が続いているのは、明らかに安全配慮義務に欠けた状況だと認識できていないように感じます。また、高校生の有名な野球大会も、どこかのドーム球場で開催すればよいのに・・・そう思わずにいられません。

ところで、これは猛暑の話題だけでなく、あらゆることに共通していると思います。変化対応力がこれだけ求められている時代において、過去がこうだったから・・・という理由だけで、変化を拒絶する。とても違和感を覚えます。

私自身、今の会社に入ってから変化を拒絶する環境とずっと戦い続けていました。かつて、ブラウン管テレビ用のゴム部品で世界シェアの半分を供給してしていたからこそ、お客様の都合すら考えない保守的な会社だったので、本当に苦労しました。

今までやったことが無いから

理由はそれだけというケースが、非常に多かったことを思い出します。お客様のお役に立つためにと唱え続け、ようやく最近になってその状況から脱却しました。社員を誇りに思えるようになったのは、こういった部分で一緒になって変化を受け入れ、前進してくれたからです。

このnoteを書いていたら、コロナ渦で会社の仕組みを、その都度実状に合わせ変えられたのも、理解ある社員に恵まれていたからだと気付きました。これからも前例は踏まえつつも、ただしそこに固執することなく「これから先何が大切なのか」を優先しながら様々な決断を続けていければと思っています。

「本当にそれでいいの?」という状況を放置しないようになり、私は少しずつの場合もありますが、あらゆる面で一歩前へと踏み出せるようになりました。会社も同様に変化が。やはり、経営者自らが動くことが大切だとも感じています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?