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孤独な宝物

どうも、ウクモリ ヒロオです。

私はどちらかというとコレクター気質なので、家には大切にしているモノが沢山あります。最近は増えたらほんの少しだけ断捨離するようにはなりましたが、夏ごろには改めてしないといけないかな・・・そんな状況になりつつあります(苦笑)

大抵は音楽、アニメ、カメラ、野鳥、ミニ四駆・・・といったキーワードに括ることが出来るのですが、一個だけどのジャンルにも属さないモノがあります。今日はそんな「孤独な宝物」を主人公にしてみたいと思います。

ブルボン社製EVIANキーホルダー

そんな宝物の正体はキーホルダー。10年ほど前、渋谷パルコでやっていた催事か何かで購入したものです。それ以前から注目してキーホルダーでしたが、なかなかコンディションの良いものに出会えず、ようやく手に入れた・・・という感じでした。

パッと見た感じでは、単なる可愛らしいキーホルダーにしか見えないのですが、実はかなり奥深い逸品だったりします。

実は60年以上前のもの

まず、このキーホルダーは1960年代にフランスで作られたということ。ブルボン社は当時、企業のノベリティー用のキーホルダーを数多く手がけた樹脂加工メーカーで、今回のEVIANのように四角い樹脂の中に様々なモノを埋め込むタイプのキーホルダーを得意としていました。

ノベリティーとしては可愛らしい反面、とても手間がかかる作り方だったために次第に衰退。かなり時が経ってから、当時つくられたキーホルダーがアンティークとして評価されるようになり、ブルボンキーホルダーは一つのジャンルとして確立するまでに至りました。

私の持っているEVIANは、ネット通販などで見かけることも多いため、ブルボンの代表作として認知されているものの、比較的購入しやすい状況です。逆にレア物はコンディションによっては、数万円単位で取引されている事例もあったりして驚かされます。「ブルボン」「キーホルダー」で検索すると本当に様々なブランドのキーホルダーを見ることが出来、当時の色彩の豊かさに思わずほっこりしてしまう人が多いかもしれません。

瓶の中の気泡が動くんです

私が持っているEVIANのキーホルダーの何が凄いかというと、樹脂の中に埋め込まれている瓶の中の気泡が動くこと。ブルボンのキーホルダーの中で、こういった瓶が埋め込まれたタイプは、大抵の場合は瓶の中に気泡が入っていて動きます。EVIANのものは、デザインもとても可愛らしいのでひと目ぼれしてしまいました。エヴィアンをよく飲んでいるというのもありますし(笑)

60年以上経ったモノゆえ、中には瓶の中の水が変色してしまっていたりする中で、私の持っているモノは比較的変色が少ない感じです。劣化の恐れがあるため、ほとんど外に持ち出すことはありません。我が家でもしっかりとコレクションボックスに入れて大切に保管しています。

一時期は他のキーホルダーも欲しいと思ったのですが、EVIANのこの可愛らしさに惚れたことに気付き、結果的には私が持っているものの中では、唯一無二の「孤独な宝物」として

こんなことを書きつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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