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ライトニングトークで感じること

松山工業株式会社の鵜久森洋生です。私は毎週土曜日はDMM.make AKIBAさん(以下、アキバ)の公式マガジン「MAKERS」向けの投稿を続けています。

先週のnoteで告知させていただいた町工場LTですが、30名の枠が数日で埋まり、追加分の20席も昨日までで満席に。ただいま、キャンセル待ちを受け付けているとのことです。

ひさびさの町工場LTリアルイベントということもあり、反響がもの凄いです。私はすでに、当日発表するプレゼンは完成しているので、あとはマイクを握るだけ。1曲歌わないように気をつけなければいけません(笑)とにかく今から楽しみです。

さて、ちょうどいい機会なので、今日はLT(ライトニングトーク)について、少し私の考え方を書き綴りたいと思います。

私はこれまで、さまざまな場所でライトニングトークに参加してきました。アキバのつながる交流会が、1番機会が多かったんじゃないかと思います。アマチュアですが、元々バンドで歌っていたこともあるので、人前で喋るのはかなり好きな方かもしれません。

オンラインが主流になったここ最近は、LTで培ったスキルを活かして、モデレーターをやる機会が増えました。ほぼ毎週開催しているClubhouseのイベントも、LTで不特定多数の方に語りかける経験があったからこそ、円滑に進行することが出来ています。

私は大抵の場合、与えられた時間をしっかり守れています。LTイベントの場合は、運営サイドから見ればスケジュール管理が肝になるので、登壇者はその点に留意した方が良いと思っています。だからこそ、時々延々と喋り続ける方がいることがいると残念に思います。

以前、あるところで人をおつなぎしていた時、ある方がおそらく自己紹介で30分近く話されたことがあります。「手短に」と念押ししたにもかかわらず、話が止まらず。制止しても話をやめてくれませんでした。

その人からすると、相手に知ってもらおうと必死なのでしょうが、私はむしろ周りの人たちに大変失礼な行為だと考えています。聞いている側からすると、その方がいかに良いことを考えていたとしても、その人を支援しようとは思えないだろうなと。

実はLTイベントに参加すると、タイムオーバーする方が意外と多かったりします。そもそも5分のピッチに対して、20枚近くスライドを作ってくるような方もいます。

私は最近、LTでしっかりと時間を守れる方のプレゼンは、しっかりと心に響くことが多いということに気づきました。キーワードが端的で分かり易いのも共通しているかなと。

スタートアップ企業の方に会う機会が多い私ですが、時々作り込まれたプレゼンに出会うと思わず嬉しくなってしまいます。

①WHO (自分が何者なのか)
②WHAT (何をしているのか)
③WHY (なぜそれをしているのか)

先日某所で、LTはこの3つで充分に伝わることを知りました。ちなみに私は、自己紹介で語れることなどほんの僅かなので、QRコードで特別サイトのリンク先を伝えるようにしています。6/6の町工場LTのために用意したスライドは6枚。おそらくこれで充分な内容です。

当然ながら、私も最初からこんなことを考えていたわけではありません。過去には話が長くて、主催者の方にご迷惑をかけたことも多々あります。ただ 、経験するたびに学び、特にイベントを運営する側になってからは、今回述べたようなことを強く感じるようになりました。このnoteをお読みの皆さま、この点ご留意いただければと思います。

余談ですが、数ヶ月前に息子のプレゼンの直後に私が話すことになったため、珍しく緊張してしまい少し時間オーバーしてしまいました。少しの時間で済んだのは、半分以上スライドを飛ばしたからです(笑)

こんなことを考えつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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