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歯は治療だけではなく、予防も大切

今回は歯の治療に関するニュースについてまとめてみました。リンクを掲載しておきます。

①ニュースの概要

われわれ人間は歯にきちんとお金をかけるべきで、理由としては歯から体全体に悪影響を及ぼすことが確認されているからです。

そして、体全体に悪影響を及ぼすのは「虫歯」ではなく「歯周病」とされていて、日本人は他国人と比べて「歯周病」ケアをあまりしていない、つまり予防治療にお金をかけていないことが分かっています。

お金をかけないのは、他国より歯科治療の価格が安く、予防するより治療する方がお金をかけなくてよいためだと考えられます。予防ために歯医者に通う習慣がないのはこれが主原因かもしれません。

歯をきちんと守るために大事なのは、①普段からの歯磨き・フロスによる口腔ケア②歯医者での定期健診を心がけることです。

②疑問点と考察

・どのくらいの人数がう蝕と歯周病にかかっているのか?
2017年度の調査によると、う蝕(虫歯)の治療者人数が約190万人で、歯肉炎および歯肉疾患の治療者人数は約398万人であった。これは歯周病に対する予防をきちんと行っていないからなのだろうか?

・日本人は長生きだが健康寿命は短い、とあるが健康寿命とは何であるのか?
支援や介護などは必要とせず、自立して活動できる寿命を健康寿命というらしいです。
なので、日本人は誰かの支援や介護を必要として生きている時間が長いということになります。これは日本で介護者人口が足りていない事とつながりはあるのか・・・?後に、調べてみたい。

③ニュースに対して思うこと

海外と比較したときの料金の安さには驚いたが、一番の衝撃を受けたはサービスを安く提供しているがゆえに問題が起きているという事実にです。

社会保障費の記事にもあげたように、日本では社会保障費の9割以上が治療医療に使われ、予防医療には使われていません。医療が進んだゆえに、病気になってからでも対処ができるという意識が根付いてきてしまっているのかもしれないです。

やはり、治療医療だけでなく、予防医療投資が生んでいるデータのエビデンスを集める必要があるのではないでしょうか。そうしないと、今より予防医療に投資をする根拠を生み出せないと思います。

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