自分の「#(ハッシュダグ)」を探す!
いつもと違った情報交換と言う名のおしゃべり
お友達とランチに行った日、いつも話す内容と違う話の流れになった。
いつもは誰かしらの最近聞いてほしいトッピクスから話が広がっていき、
子どもの話、夫の話、ちょっとした愚痴や友達から聞いた話などなど。
高校生の子どもを持つママ友との最近の話題は、子どもの進路や勉強についての話が結構な割り合いを占めている。
それが、いつもの流れ。
ところが、その日は少し違った。
きっかけはテレビ。
先日、林先生が出ている「日曜日の初耳学」を見た話になったのだ。
みんな子ども達は、高校2年生。
何をやりたいか、何を学びたいか、それによって受験する大学、学部をそろそろ絞り込む時期にある。
それもあって、子どもに見せたいと思ってテレビを偶然にも観ていた私たち親。
最強マーケターの森岡毅さんが出ている回だった。
USJのブランド戦略を変えてⅤ字回復させたり、西武遊園地の再生でも有名な方だ。
ところが、テレビを見て欲しい子どもは、スマホ片手に全然見ていない。
その状況もうちと一緒。
そんな子どもをよそに自分が食い入るように見てしまったという話だった。
相談者は若い人ばかりだったけど、自分に置き換えて見てしまったというのが私と全く一緒で、それについて深堀りする時間となった。
「わたし」って、どういう人?
人生の中で、何度かある自己紹介という場面。
学生の時、バイトする時、入社した時。
親になり、子育てサークルに参加した時も、自己紹介したっけ。
そのうち知ってるメンバーだけで会うようになり、
初めましての出会いも無くなり、自己紹介をしなくなった。
音声配信Stand.fmで「はじめまして」の話をした時も
私から出てでき言葉は
「3人家族、専業主婦、子どもとの関係、チャンネル名のこと」
今、聴き返しても他に自分のこと何か話せなかったのか?と思う。
改めて、自分を表現する言葉ってなんだろう?
主婦という括りではなく、「わたし」という個人を表す言葉。
私は、これから先の人生、何をやってどう生きていきたいのか?
何が一番大切なんだろう。
何が好きなんだろう。
noteを始めた時も持っていた感情だった。(その時の記事)
また年を重ねてしまう前に、逃げずにきちんと向き合いたい。
今、そう思っている。
でもそんな話をリアルな誰かにしたことは無く、noteでひっそり綴っていたり、音声配信のstand.fmで少し話したり。
それが、この番組を見たというきっかけで、高校を卒業する頃、何に興味を持っていたのか、何になりかったのか、専門学校や大学に進んで、その後、どんな仕事に就いたかの話に発展したのだ。
ママ友は同世代、これがミッドライフクライシスか。
仲間がいることで、一人で悩まなくていいのはなんだか心強い。
久しぶりに自分のこと「わたし」について話した時間だった。
自分につける「#(ハッシュダグ)」を探す
「何かしたいとも思うけど、このままでも幸せかなとも思う。
そういう感情が、日によって交互にやってくる」と1人が言った。
それも少し分かる。
でも5年後も10年後もこのままでいいなんて思ってるかな?
これから長い人生を歩む高校生の娘。
将来のことを考え始める時期にいる。
人生の折り返しに来たわたし。
娘と同じ時期に、子育てが終わる私も自分の先のことを真剣に考えてみる。
それも面白い。
ぼやぼやしていたら、1年、5年ってあっという間に過ぎる。
まずは、自分を知ること。
私の”好き”はなんだろう。
昔の好きだったことと今の好きは、変わっていることもあるだろう。
自分につける#(ハッシュタグ)
まずは、それから探していこうと思う。
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