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子供の頃に知っておきたかったこと3選

それ先に教えといて欲しかった~!知っておきたかった~!ということを、とりとめもなく書いていこうと思います。

①犬は走ると追いかけてくる!!

知っておきたかったことの一番最初がこれかよ、という感じですが、実は、ワンちゃんが今でもちょっとだけ苦手です。おとなしい飼い犬のワンちゃんだったら撫でるくらいなら出来るようになりましたが。

私は昭和の最後らへんに生まれたので、平成初期は小学生でした。
令和の今では信じられないと思うのですが、その時代は犬の放し飼いが割とふつうにあったのですよ。いや、私の地元が地方の田舎だっていうのもあるかもしれないですけど。ほんで、野良犬もたまにうろうろしていました。

犬ってわりと個体差あるじゃないですか。小学生女子からしたら、自分より大きい犬って結構いるんですよ。

通学路に、たまにあらわれる野良犬がいまして、とにかく目を合わさないように忍び足で横を通りすぎていたのですが、一度だけその犬がついてきたことがあって。怖かったので走って逃げたら、より追いかけてきて。犬に悪気はないのかもしれませんが、本当に怖かったです。近くにあったお店に逃げ込み、店員さんに泣きついて家の近くまで送ってもらいました。その時に言われたのが「犬は走ると追いかけてくるから走ってはダメ」でした。
それ以来、遠回りですが道路を挟んで反対側の歩道を歩いて通学していました(そちらの道ではあまり犬に出くわさなかった)。田舎だから小学校が遠くて、通学に時間がかかるので本当は遠回りしたくなかったのですが…。
頼むから飼い主さんはその繋いだリードを離さないで…。

②化粧は身だしなみ

高校卒業までは一切化粧をしていませんでした。そもそも、化粧をしよう!という発想になりませんでした。化粧をしていた子は、もしかしたらいたのかもしれませんが、少なくとも自分のクラスにはいなかったような気がします。化粧して学校いったら、多分先生に目をつけられていたでしょうね。(覚えていないけど、校則で禁じられていたかも。)

そのあと進んだ学校でも化粧はしていませんでした。というか、化粧品に回すほどの財力が自分になかったのですよ(言い訳)。プチプラコスメとかあるだろうよって感じなのですが、そこまでの美意識がありませんでした。若かったし、肌、きれいでした。かなしいかな、過去形。

ところがどっこい、就活をするにあたって「化粧は身だしなみ、最低限のマナー」とか大人たちが言い始めるじゃないですか?「あれだけ18歳まで化粧するなって言われてきたのに?いきなり化粧していない方が悪になるんですか?これまで大人たちに禁止されていたことを従順に守ってきたのに?」と、私は戸惑いました。

でも、その時の友人たちは、自分なりにナチュラルメイクしていたんですよね。私は眉毛を整えるくらいしかしていなかったので、友人に教えてもらったり、雑誌を読んだりしてメイクの勉強をしました。

だから、メイクデビュー、めちゃくちゃ遅かったです。今となっては恥ずかしい限りですが、じゃあ、あれほどまでに大人たちが化粧を禁じていたのって一体なんだったんでしょうか…。

大人の言うことばっかり聞いてきたので、どこかのタイミングで手のひらを返されていたのかと思うと腹立たしいです。化粧は身だしなみ、と気づくことが大人への第一歩だったのでしょうか。友人が教えてくれてよかったです。

③進学とお金について

突然ですが、私は大学には進学していません。高校卒業後進学はしましたが大学ではありません。
この時のことは思い出したくないので、あまり書きたくないのですが…。
高校1年生だったか2年生だったかの時に、家庭が経済的に厳しくなりました。その時の家の雰囲気は本当に最悪で、お金が無くて、誰かが(特に両親が)ずっと不機嫌でした。家にいたくなかったので、図書館や学校で勉強していましたが、実家を出たい一心でした。

進んだ先での学費は学校からの給付型奨学金で賄いました。今あるかどうかはわからないのですが、当時、学校独自の給付型奨学金がありました。給付奨学金については入学してから知り、書類提出などの手続きは自分でやりました(親の源泉徴収票や兄弟姉妹の数を明示する書類が必要だった気がします。あと、自分の成績表と奨学金を給付するにふさわしい小論文みたいなものも書いたような…)。

生活費に関しては仕送りは難しそうだったので(弟妹が多いので)貸与型の奨学金と、アルバイトでやりくりしていました。
(ないとは思いますが同情とか励ましのコメントは本当にいらないです…もう20年ほど前の話なので終わったことです。奨学金も完済しましたし。)

今振り返ると、高校2年生の段階で【家の経済状況】を知るべきだったのではないかと思います。

本当のところを教えてくれるかどうかはわからないのですが、親が開示してくれないのであれば、自分からでも聞くべきでした。
そして、学校独自の給付型奨学金についても、もっと入学前に調べておくべきだったなぁと思います。もし知っていたら大学に4年間行くという選択肢もあったかもしれません。

実家がぎすぎすしてしまったので、とにかく出たいという気持ちがいっぱいでしたし、どちらにせよ4年間の生活費は奨学金頼みにはなってしまうのですが、「自分の人生なのに何も考えていなかった」と思い出して反省することがあります。
「なんで自分が兄弟で一番最初に生まれてきたんだろう」と思って泣いたことは何度もありましたね。
高校の先生方は「勉強しろ、進学しろ」しか言わないと思うので(ごめんなさい)現実的な資金面はもっと自分で把握しておくべきだったよなぁと思います。でも、おかげさまで実家は出れたので、想像以上に馬力が必要でしたが、若いうちにひとり暮らしを経験したことは良かったです。

まとめ

つらつらと書きだしましたが、この中で一番怖かったのって、正直「犬」かもしれないです。化粧とお金については一応解決策が見いだせたのですが、犬に関しては未だに解決策が見つかっていないので。
もし、放し飼いの自由な犬に遭遇したらどうしましょう。想像しただけでもめちゃくちゃ怖いです。やっぱり走って逃げてしまいそうな気がします。私が大人になったので小さい犬ならなんとかなるかも?いや、ならないか。
犬を飼っている方は、絶対にリードを離さないでくださいね!しつけもよろしくお願いします!絶対、絶対、お願いですよ!


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