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7月に読んだ本(前半)


いらねえけどありがとう いつも何かに追われ、誰かのためにへとへとの私たちが救われる技術(村井 理子)


他のnoterさんの記事でお見かけして気になったので読んだ。
いらねえけどありがとうってタイトルがすごく良いと思って!エッセイというか、日々を健やかに生きるための乗りこなし方が書いてあるような本だった。
わたしがエッセイを好きなのって、他人の人生をちょっくら覗けたり、その時々で揺れ動く気持ちや考えに興味があるからだと思う。
村井さんの他のエッセイも読んでみたいと思った。

ナナメの夕暮れ(若林 正恭)


ドラマに触発されて再度購入。たぶん、以前読んだときは単行本で読んだのではないだろうか・・・。「ナナメの殺し方」の章がすごく好き。文庫版には朝井リョウさんの解説が掲載されており、こちらも素敵で、しみじみと良かった。

二木先生(夏木 志朋)


生徒である田井中と、担任の二木先生のヒリヒリとした乾いた応酬にページをめくる手が止められず、あっという間に読み終わってしまった。終盤になって吉田というクラスメイトが登場し、こいつの登場によって怒濤のラストを迎えるのだけれど、わたし個人としては最後まで田井中と二木先生の二人でバチバチに殴り合っていて欲しかったなぁ・・・というのが率直な感想です。でも面白かったです。

踊るように寝て、眠るように食べる(ひらい めぐみ)


こちらもnoteで知った本。なんといってもタイトルがいい!踊る・寝る・食べるはわたしの大好きな言葉たち。ネットで注文したら、ひらいさん本人からのメッセージがついてきて、びっくり&ほっこり。クリックポストの宛名の字も同じ筆跡だったので、ひらいさんご本人が発送もしてるんだ!と思ってもう一度びっくりした。エッセイ「饒舌な生きもの」を読んで思わず涙が。他の作品も読んでみたいのでまた買おうっと。


雑学×雑談 勝負クイズ100(河村 拓哉 篠原 かをり)


ともにクイズプレイヤーであり、クイズを通じてご夫婦になられたお二人の共著なんて、めでたすぎるし嬉しすぎる!クイズを出題しあいながら、お二人の会話をこっそり聞かせてもらっているような、そんな本。二人とも知識の深堀りからの雑談の広げ方がすごい~。篠原さんのお父様と河村さんの出身地が同じだなんて、ご縁ですね。


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