一時帰国でエネルギーチャージ

もともと、駐在後4ヶ月では早すぎるかと思い、年末年始のお休みでの帰国は考えていませんでした。結局、心身ともに疲れたため癒しを求めて帰国(笑)。

休職中の職場にも行って同僚と集まったり、子どものお友達と遊んだり、実家の母の料理に懐かしさと美味しさとで涙したり、と充実した帰国でした。

よかったことは、親子共々「ホーム」を再確認できたことです。縁あってモザンビークにいますが、いつかは日本に帰る身。大げさにいえば、当初はこの国に骨を埋める覚悟に近いものがあったからこそ、(さっそく)挫折した部分もあります。もう少し軽い気持ちで、この国での滞在期間を楽しみつつ、何ができるか考えようと思いました。息子も祖父母やお友達とたくさん遊んでもらい、かなり元気になった様子でした。

また、年末年始、夏休みの時期がお休みが長いのですが、その時期に帰国すると思うと半年に1回は日本に帰れることになります。1年帰れないと思うとかなり遠く感じますが、これくらいの頻度で捉えていると、「いつでも帰れる」という安心感があります。

帰り際、息子が「アフリカに帰りたくない」と駄々をこねたらどうしようと思っていましたが、心配は杞憂でした。「一時帰国だよ」と強調していたからか、会う人みんなに「今回は一時帰国だから、アフリカに帰るんだよ」と彼自ら念押ししていたのはおかしかったですが…。こちらに帰ってからも、前より元気に人に挨拶するなど、調子がいいようです。(もうすぐ始まる学校生活にもこの調子だといいなぁ…)

*海外滞在中の子どもにとって「ホーム」を自覚させることの重要性は、「サードカルチャーキッズ」」デビッド・C.ポロック (著)にも記載がありました。この本は異文化に子どもがどう対応していくのか、親がすべきことも含めて書いてあり、おすすめです。

*滞在4日目にして、息子がインフルエンザになり予定を大幅に変更しました。幸い、1日で熱もひき家族にも移りませんでしたが、やはり冬の日本はこれが怖い。かかってもこまらないように、柔軟な滞在予定が重要だと思います。


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