ume

へんな美術館学芸員。美術史、西洋史、美術批評、建築美学、博物館学、アートマネージメント…

ume

へんな美術館学芸員。美術史、西洋史、美術批評、建築美学、博物館学、アートマネージメント全般に関心があります。ドイツの城に関しては国内屈指の資料を保有しております。著書『ドイツ城郭史 無窮の楼閣』私家版。 https://researchmap.jp/umesama/

記事一覧

固定された記事

【自己紹介】umeです

ドイツ城郭研究家でキュレーターのumeです。よろしくお願いします。ここではドイツのお城やアートのことなどを気ままに投稿していきます。 過去にFC2ブログで「ドイツ城郭…

ume
2か月前
5

アートを買ってみた話:どこかにあるかもしれない世界の住人

枕元に置いて、寝る前に眺めるといい夢が見れそうな置物が欲しい。そんなささやかな欲求に応えてくれそうなアートを手に入れた。 それがこの《water dome"Dwellaparallela…

ume
12日前
9

なぜお城研究?

実は、2016年に書いていた「ドイツ城郭・城館研究ブログ」で一番読まれた記事は「なぜお城研究?」というタイトルでした。やはり珍しいことをしていると「なぜそれを?」と…

ume
2か月前
14
固定された記事

【自己紹介】umeです

ドイツ城郭研究家でキュレーターのumeです。よろしくお願いします。ここではドイツのお城やアートのことなどを気ままに投稿していきます。 過去にFC2ブログで「ドイツ城郭・城館研究ブログ」、Wixサイトで「Baisonspiegel」を書いておりましたが、これらの過去記事も移植していきます。 専門分野での業績一覧はresearchmapにて随時更新しておりますので、何かオファーをご検討の方は参照願います。 また、個別のメッセージは以下のフォームからもお送りいただけます。 ど

アートを買ってみた話:どこかにあるかもしれない世界の住人

枕元に置いて、寝る前に眺めるといい夢が見れそうな置物が欲しい。そんなささやかな欲求に応えてくれそうなアートを手に入れた。 それがこの《water dome"Dwellaparallela"》(ドゥエラパラレラ)である。「どこかにあるかも知れない世界の住人という意味を込めた造語でドームの中に彼らの世界を映し出す呪文でもあります」と説明書きされている。 作者は札幌を拠点に活動する前田明日美。昨年私が企画した展覧会「生命体の存在」(本郷新記念札幌彫刻美術館)に作品を出品してくれた

なぜお城研究?

実は、2016年に書いていた「ドイツ城郭・城館研究ブログ」で一番読まれた記事は「なぜお城研究?」というタイトルでした。やはり珍しいことをしていると「なぜそれを?」となるのが人の心理なのでしょう。ちょっとこの記事を振り返ってみたいと思います。 -------------------------- いろんな人からよく聞かれます。「どうしてお城の研究してるの?」と。正直にいうと、「いやぁ、ただ、なんとなく面白いので・・・・」という感じなのですが、それでは納得してもらえないので、自