最近嬉しいことがあって、

週末だけお手伝いしている職場で新たな仕事を手伝って欲しいと頼まれた。
その仕事は、私じゃなきゃできないというものではないし、私の何かを表現したりするようなことでもない。
だから、正直私以外の人でも、というか私よりももっと「できる」人はいる。
でも、今一緒に働いている人たちが「この仕事だれかに手伝って欲しいかもな。うーん、そうだな、うめちゃんがいいかもな」ってかすかにでも思ってくれたのであれば私はそれがとても嬉しくって…

私は、これをやりたい、やらせてください！これが得意でこんなのを作れるんです！という表現者にとって必要な”主張”がうまくできない。苦手です。
何者かになりたいと思っていた時は、これができない自分がイヤで、でもできなくて、周りの人と比べたりして落ち込んだりした。
でもそうしなくてもいいやーと思ってからは、私はとにかく毎日を前向きに楽しさをコツコツ積み上げて生きてきた。

居心地の良い所、人たちを探して、そこの人たちと仲良く楽しくすることだけを意識していた。
そうやって一緒に過ごしてきた人たちが、私がどんな人なのかをわかってくれて、それで私が適任なんじゃないかって考えてくれてことが本当に幸せなのである。

こうして毎日の中で自分を表現していくのは地味だし、わかりづらいし、キラキラしたものはないけど、私にとても合っている気がする。

一緒に過ごして、働いてみて「なんかこの人いいかも」と思ってもらえるような人間でいる。

それが私の”表現”であり、”主張”なのかもな〜。