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派遣とフリーランスのメリット・デメリットを徹底比較⑦

それでは、⑥でご紹介した、私が感じるフリーランスのメリットについて、お伝えしていきたいと思います。

精神的な自由度が圧倒的に高い

このメリットは、やっぱりフリーランスがダントツかな、と思います。企業に所属していると、少なからず「縛られている感」を感じることってあるのではないでしょうか。もちろんその良さもありますが、精神的に窮屈に感じてしまうことも、ときにあるかもしれません。

フリーランスは、引き受ける仕事、働くペース、付き合う相手、時間の使い方、すべてにおいてほぼほぼ自由です。

どこにも属していないということで、常に気持ちのうえで「自由」であれることは、収入や安定という面での豊かさとは違った、「心の豊かさ」を忘れずに持つことができる働き方だと思っています。

理想のライフスタイルを組み立てられる

たとえば、朝が苦手な人は完全に夜から仕事をスタートするとか。土日祝日はガッツリ働いて、平日に多めに休みを入れるとか。早朝から仕事をスタートして、午後は自由な時間をつくるとか。

今週は週2ペースでゆるめに働いて、次の週は週5ペースでがっつり働くとか。家庭を重視したい時期は時間をつくって、仕事をがんばりたい時期はガンガン仕事を入れるとか。

そういった、自分が理想とするライフスタイルをかたちづくれるのは、フリーランスならでは。ときどきで変えていけるので、状況に合ったライフスタイルを、その都度柔軟に組み立てながら暮らしていきやすいと感じます。

「本当にやりたい仕事」を厳選できる

「これは、絶対に引き受けたい」「チャレンジしてみたい」と思えるような仕事って、「しょうがないけど、まぁ、やっとくか」「頼まれたからやらなきゃ」みたいな仕事より、断然、やっていて楽しいし、いい結果になりやすいですよね。

フリーランスの場合、最終的に仕事を引き受けるかどうかは自分次第です。会社が請けてきた案件だからとか、上司に頼まれたからやらざるを得ないとか、そういうものはありません。

もちろんフリーランスでも、あまり気乗りしないような仕事をやることもときにはあります。ですが、一つひとつの仕事へのおもしろみを感じたり、仕事を選べるという点で、結果的に満足度が上がりやすいといえそうです。

独特のやりがいや充足感がある

ちょっと抽象的な表現になりますが、ココをメリットと感じるフリーランスの人って、多いと思うんです。

なんというか、フリーランスとしてやるからこそ楽しめるとか、自分のこだわりを入れられるとか、大事にしたいことを守れるとか、仕事を終えたあとの心地よい余韻とか。

あとはそもそも、「降ってきた仕事をただやる」ではなく、自分から営業したり、依頼したいと思われて声をかけてもらったりと、仕事のスタート地点が能動的だったり、プラスの動機だったりすることも多いからかもしれません。

「なんとかなる」というマインドが身につく

フリーランスの場合、「安定」とは無縁です。仕事量にも波がありますし、予定していた仕事が延期になったり、なくなったりすることは、ほぼ100%あると思います。

ですが、そういった経験を繰り返していても、じゃあ「仕事ゼロで路頭に迷う」とか、「もう廃業しなきゃいけない」みたいな状況になるのかというと、そんなこともないんですよね。むしろ、なんかその後うまくいったり、大変だった経験があとで活きたり、なんだかんだ大丈夫だったりします。

そういう「結局、なんとかなるんだよな」みたいな楽観的なマインドを持っておけるのって、長い人生においてひとつの財産だと思うんです。会社員経験だけだと身につきにくくて、自分で全部やって決めていくフリーランスという立場に立ったからこそ、得られるような気もします。

⑧に続きます!




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