見出し画像

カッコいい女性のための下着を作りたいと思った

こんにちは。Anknot &ies(アンノットアンディーズ)というアンダーウェアブランドを2022年から運営しています、メグミと申します。

ブランドをリリースして、はや9か月。

自身でブランドを立ち上げたいと思った背景について、あらためて、原点にあったワクワクや高揚感を思い出しながら書いてみました。

一人でも多くの方に読んでいただけたらうれしいです!いいねやシェアもいただけたら、とってもうれしいです。

きっかけはヴィクシー

人生はじめての海外生活*で感じた心地よさと同時に、はじめてVictora's Secretの店舗に行ったときのワクワク感を、今も思い出す。
(*1年間カナダ・バンクーバーに住んでいた)

バンクーバーのダウンタウンにあるその大きな路面店には、黒を基調に、ピンクや赤、ラインストーンのキラキラした装飾のついたブラやショーツで溢れていて、お客さんも店員さんも、体型も肌の色も多種多様な外見の女性たちでいっぱいだった。

日本のオーソドックスな下着屋さんの、白やベージュ、淡いカラーを基調とした繊細で可愛らしいブラ・ショーツがサイズ毎に整然と並び、制服を纏った店員さんが丁寧に対応してくださるそれとはかけ離れたイメージだった。

ブラックフライデーの日には「3枚買えば5枚無料」というショーツのビッグセールが行われており、ピンクや黒の可愛くてセクシーなソングやブラジリアン、チーキーなどバラエティ豊かなショーツを8枚も(!)夢中になって選んだのも良き思い出である。

久しく感じていなかった、というよりも、大人になってからほとんど感じたことのなかった、「下着の買い物が楽しい!」という一種の高揚感があったことに気がついた。

同時に、ランジェリーという女性を象徴するアイテムと、女性としての自分の生きかたが重なって見えた。

自分は、本当はどういう女性でいたかったんだろう?
どういうふうに、生きたかったんだろう?

小学生のときに、20歳の自分宛に書いた手紙には、「将来の自分はバリバリのキャリアウーマン」と書かれていた。
きっとドラマなどを見て子どもながらに、バリバリと働くカッコいい女性上司、つまりは天海祐希さんのような人になりたかったのだろうと思う。

だけど現実は、キャリアアップを目指して頑張って働いても、理想のカッコいい女性には程遠く、むしろ30代が近づけば近づくほど悪あがきして、自分を見失いがちになった。

かっこいい女性、ランジェリー、ライフスタイル。

自分がただそこに在ること。

私の憧れのヒントが、カナダの生活にはあるような気がした。

ブランドを立ち上げる

ヘルシー、セクシー、クールなイメージの日本のランジェリーブランドを作ろうと思った。

海外の様々なランジェリーブランドを夢中になってリサーチした。
カナダで独学でデザイン画を描き始めた。
中国の会社にサンプル制作を依頼してみた。
カナダから日本のビジネスコンテストに参加してみた。
ブランドを立ち上げるにはどうしたら良いのかを調べた。
noteで自分の思いを発信し始めた。
帰国後すぐランジェリーデザインの学校への入学を決めた。
オリジナルブランドの立ち上げと、EC運営の環境のある企業に入社し、実践から学んだ。
個人事業主になるための準備を始めた。
工場を探し、サンプルを何度も作り直し、お金を借りるなどして費用を用意した。

2022年秋、Anknot &iesというアンダーウェアブランドをリリースした。 

これから

女性らしさの固定観念を超えて、新たな女性のかっこよさ、魅力的なイメージをつくるために、Anknot &ies(アンノットアンディーズ)というブランドを育てていきたい。

ビクトリアズ・シークレットに負けない、セクシーでスタイリッシュな下着を。

女性が自分自身のために身につけ、自然と堂々と胸を張って歩きたくなるような下着を。

他人軸ではなく自分軸で、女性らしく格好いい自分を誇りに思えるような下着を。

理想を現実にするために、躓いたり転んだりしながら、1日0.5歩でも、今日も歩みを進めよう。

宜しければぜひTwitter,Instagramのフォローをお願いします🙏❣


ありがとうございます。下着作りに活用させていただきます🎀✨