隠しきれないから忍者に向かず

昼間、カフェにいた
家にいて読書をするより気分転換になるかと

読書をするはずが
以前、友人からもらったLINEを読んでいた
長い文章のLINE
読み返したのは何ヶ月振りだろう

LINEをもらったときに分からなかった
真意や趣旨が今頃分かっても
時は既に遅く
今は、友人に「嫌い」と言われ、距離を置かれた

当然だよね、私に理解力がないから重荷でしかない

読み返したLINEと
現在の自分を答え合わせしていた

LINEを読み進めると
生きる術や思考の在り方など
転ばないように、転んでも痛くないように
そして
私が返信した「ありがとう」は上滑りしていた

忍者のように足音を立てず逃げたり
自分の気持ちを煙に巻かないよ
あなたから受けた恩は隠し切れないや

それにしても、今日は天気が良い
あなたが居る場所も晴れていたらいいな
葉隠れの術のように街に溶け込んでるのかな
人の優しさに触れているかな

強かに匍匐前進しているよ
それを教えてくれたのは…