本日(11月19日)の21時付けで、報道各社様、東京都、いじめ問題に取組んでいる個人、団体様へ『私と八王子市教育委員会とのやりとり【追加記事・訂正版】』を公開しました。

メールの配布先(全社掲載) e-ボランティア団体; NPO クローバーの会; NPO レガーレ; NPO 再チャレンジ東京; NPO法人 元気プログラム作成委員会; NPO法人 文化学習協同ネットワーク; NPO法人ジェントルハートプロジェクト; TBS 報道特集; いじめから子供を守ろうネットワーク; いじめを許さない教師の会; さいたまユースサポートネット; ストップ!いじめナビ; スポニチ customer@sponichi.co.jp; チャイルドライン; ネットいじめパトロール隊; 一般社団法人メンタルサポート・ジャパン; news@ktv.co.jp; 宮城県総合教育センター; 群馬県前橋市 いじめ対策室・青少年支援センター; toukou@wgendai.gr.jp; 国会 参議院; 国会 衆議院; 自民党 石破茂 東京事務所; 週刊文春 編集部; 新潮社 週刊新潮 編集部; 全国いじめ被害者の会; 多様な学び保障法を実現する会; 地域活性化いじめ撲滅プロレス実行委員会; 朝日新聞関西 o-syakai5@asahi.com; 朝日新聞社会部 shakaibu@asahi.com; 朝日新聞西部本社 s-shakai@asahi.com; 朝日新聞名古屋 n-shakai@asahi.com; 都民ファーストの会 info@tomin1st.jp; 東京メンタルヘルススクエア; 東京都教育委員会 公益通報弁護士窓口; 東北いじめ総合支援センター; 特定非営利活動法人 高卒支援会; 特定非営利活動法人 登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク 事務局; 日刊スポーツ webmast@nikkansports.co.jp; 日本ユニセフ広報部; 日本ユニセフ東京事務所; 日本共産党中央委員会 info@jcp.or.jp; 八王子市教育委員会 b301400@city.hachioji.tokyo.jp; 文藝春秋 編集部; 毎日新聞 jikenjiko@mainichi.co.jp; 夕刊フジ(フジサンケイ) desk@zakzak.co.jp



お忙しいところ、恐れ入ります。梅小路大輔と申します。先日報道されました『八王子中2女子(永石陽菜さん)いじめ自殺問題』について調査、また八王子市教育委員会への問題提起、質疑をさせて頂いている者です。
本日11月19日、21時付けで八王子教育委員会に向けて、下記のメールを打たせていただきましたので、ご報告させて頂きます。昨日(11月18日)の23時台に配信させて頂きましたメール文面と若干の記事内容の変更、追加、訂正を行っております。
今回は幅広い方からご意見を頂戴したく、いじめ問題に取り組んでおられる個人様やNPO法人様、ボランティア団体、東京都以外の自治体の教育関係者様、報道社(新聞、テレビ等)様、出版社様へ【回覧】という形でメールにて『私と八王子市教育委員会のやりとり、そして質疑のメール』を公開致します。それと同時にこのメールにて八王子教育委員会に再度、質疑を致しますので、それについてご意見、ご反論が頂ければ幸いでございます。

【訂正】前回(11月18日23時台の配信)の配信におきまして、毎日新聞WEB版(11月14日午前3時ごろリリース)の記事を引用しましたが、私の解釈が間違っており誤った記事・文面を配信してしまいました。毎日新聞様には謝罪をさせて頂きました。訂正箇所は文面中の≪○○○○≫の部分です。これが正確な毎日新聞様の記事となります。メール配布先の皆様および関係者様にご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

※一部出版者様への配信日時を本日23時でご案内しておりましたが、予定時間より記事・文面が早くまとまりましたので21時での配信とさせていただきます。

まずは、八王子教育委員会様へ
梅小路大輔です。先日はメールでのご返答、ありがとうございました。
しかしながら、11月13日の私からの電話での質疑に対する答えは何も書かれていない。
非常に残念です。
私宛てに届いたメールは、以下の通りでした。
以下原文ママです。

平成30年11月14日
ジャーナリスト ウメコウジ 様

八王子市教育委員会
教育長 安間 英潮

 市政につきましては、平素よりご理解、ご協力いただきありがとうございます。
 お問い合わせいただきました件について、下記のとおり回答します。

                    記

 八王子市教育委員会では、先日、報道されました市立女子中学生の事故につきまして、
この事態を真摯に受け止めております。第三者委員会の立ち上げが遅いとのご指摘をいただきましたことにつきましては、本日11月14日、いじめ問題対策委員会を開催し、専門的な第三者による調査を行ってまいります。調査に関して、八王子市教育委員会としましては、第三者委員会に積極的に資料を提供し、いじめの事実及び本件に関する問題点の解明に向けた支援を行ってまいります。
提言をいただきましたら、八王子市立学校で同様の事態が発生しないよう、再発防止に努めてまいります。

【問い合わせ】
八王子市元本郷町3-24-1
八王子市教育委員会
学校教育部指導課
指導課長 中村東洋治
電話 042-620-7405
メールアドレス b301400@city.hachioji.tokyo.jp

では、改めて質問させていただきます。前回のメールより質疑の事項が増えております。
すべての事項に目を通し、すべての質問にお答えください。
回答者は八王子市教委長の安間氏でも学校教育指導課の中村氏、それ以外の方でも構いません。

昨今、毎月のように『いじめによる子供たちの自殺』が報道されています。マスコミがこれらのことを報道しますと、決まって該当する子供たちが通っていた学校の校長先が生や担任者が『重大な事件と受け止めております』また、所轄の教育委員会は『第三者委員会を立ち上げて調査します』とおっしゃる傾向がありますが、そこのところ、いかがお考えでしょうか?

子供や児童の一人の命が亡くなってから、学校側が調査をしたり、教育委員会が動く。遅いと思いませんか?
11月13日時点で、八王子市教育委員会にて『いじめ問題対策委員会』すら立ち上がっていなかった。永石陽菜さんの件については、初回報道は11月7日です。
≪11月14日午前3時頃の毎日新聞(WEB版)で、ようやく『 八王子市立中2年の永石陽菜(ひな)さん(当時13歳)が8月に自殺を図り、その後死亡した問題で、市教育委員会は14日、有識者14人でつくる「いじめ問題対策委員会」(委員長・松田恵示東京学芸大副学長)を開く。いじめとの因果関係を検証するための第三者委員会の設置と、メンバーの選任にあたる。』 ≫
という報道がなされた。

なぜ、松田恵示氏(東京学芸大学 副学長)を『いじめ問題対策委員会』 の委員長にご指名されたのか、また、該当事件の初回報道から『いじめ問題対策委員会』の立ち上げが1週間も掛かっている。その経緯についてご説明ください。東京都の教職員の方々の中に『東京学芸大学』を母校とされる教職員が多数おられる情報を入手しております。『これは身内による身内の不祥事を隠すための委員会ではないか?』との声も寄せられております。具体的な詳細なお答えをお願いします。

民間企業で自社の製品に問題がありますと『自社製品に対する問題への対策委員会』のようなものが、遅くとも発覚の翌日には立ち上がるんです。徹夜はもちろん、休日返上、トイレに行く間も、食事をする間も惜しんで、時には額に汗をかき、時には血尿が出る思いをして、自社製品の問題解決に当たります。自社製品の問題ですから、当然、その会社の本社、製造部門の役職者や担当者、、設計部門の関係者、こういった方々が初めに会議を設け『対策委員会(全員)としての方向性、問題の解決策、お客様への対応、再発防止策等を決める』わけなんです。
民間企業はお客様第一、お客様に商品を買っていただいて、そこで初めて利益が出る。だから客離れ現象なんて起こしてしまうと、莫大な損益となります。それから、お客様の信用を取り戻すために汗をかきながら、場合によっては血がにじむような努力をするわけです。

これは『ハチの巣の原理』と同じです。
ハチの巣でも各ハチに役割があるんです。
エサを運ぶハチ。巣を作り広げていくハチ。巣の外部の情報を得るハチ。巣の中を巡回(警備?)するハチ。などなど。
それで、ハチの巣に衝撃、外部や天敵から攻撃があり、自分たちの身に危険性があると判断すると、どの役割のハチだとかそういうことは関係なく、一斉に飛び出て外敵や衝撃、攻撃となる要因から巣を守ろうとします。普段は各役割が各ハチにありますが、いざとなれば全者が一丸となるわけです。
このような方向性、取り組みは現在の八王子市教育委員会にあるんでしょうか?
私にはとてもその様には見えませんが、いかがですか?

毎回、このようないじめによる児童や子供の自殺の報道を見る度に、『教育機関としての学校というハコモノが腐っている』ようにしか見えません。いじめを受けた子供、また、その親御さんにより、学校に対して相談や問題点の投げかけ等が行われるわけなんですが、それに対して学校側の回答は『当校にはイジメはありません』とか『学校内で調査をしたが、該当する児童はいない』とおっしゃる。文科省および八王子市教育委員会においての『先生(教育者)の定義』とは何でしょうか?
そしてイジメで被害を受けた子供や児童が自殺したあとに学校や教育委員会が『初動の対応が甘かった』と、おっしゃる。
日常の業務において、いじめや不登校問題、学校教育について議論、また専門家様との連絡、管轄する学校とのやりとりを充実されておれば、『第三者委員会』の立ち上げも時間が掛からなかったと思うのですが、その点についてはいかがお考えでしょうか?
八王子市議会や八王子市教育委員会としての独自の会議を毎週開かれていたようですが、その中身は何だったんでしょうか?
実のある会議だったんでしょうか?
会議の日程は八王子市のホームページで公開されてますが、その中身は公開されていない。毎回『機密文書』扱いですよね?
その点については、いかがお考えですか?

もう今の教育制度、とくに学校制度ではイジメは防げません。

そこで、いくつかのご提案と質疑をさせて頂きます。

1.公立学校の株式会社化

生徒、親御さんに対して『学校に対する評価』を最低年二回おこない、評価の高い学校に対しては勤務する教員に対して給与等の引き上げ、学校設備の充実化を行う。評価の低い学校に対しては学校長に対して指導を行い、改善の見られない学校については廃止、また一般教員に対しては辞職勧告、転勤等の処遇を行う。

2.『死んではいけない、死なせてはいけない』授業の導入と拡大

公立学校については、『死んではいけない、死なせてはいけない(命の大切さ)』授業の導入と拡大。『いじめによって、どのようなことが起こるのか?』『いじめ被害者の気持ちや行動』を子供・児童たちに伝える。これに対して教員に知識不足が見られる場合は、民間から講師を迎えて授業を行う。

3.教員免許制の廃止

『定時で帰宅する』『担当教科以外のことは教えない』『面倒な問題は見なかった・聞かなかったことにする(臭いものにはフタをする)』『学級担任としての責任感がない』『結婚するまでの腰掛』、こういった教員・先生方が多いのが実情。そういう教員は解雇及び懲罰対象とし、原則として教員免許制は廃止。改善策として民間から教員の登用。民間の塾や企業から講師を招いて授業を行い、『生き方、物事への取り組み方、周囲の人との関係の保ち方、SNSの健全な使い方』を子供・児童たちへ教える努力をする。

以上の3点を主とした『学校改革』として提案させていただきます。

最後の質問です。
あなたが買った自動車に不良部品が使われておりました。それがもとで、あなたは交通死亡事故を起こしてしまった。
あなたの車の自動車メーカーは後日、あなたのお持ちの車に不良部品が使われていたことを認め、リコール及び各種報道機関を通して『謝罪』し、『リコール(該当する車種の無料修理、交換)』を発表し、即日対応する意味のコメントをなさった。すでにあなたは交通死亡事故を起こしている。その時、あなたはどうされますか?どういった行動をとられますか?個人の見解でも八王子市教育委員会としての見解・回答でも結構です。お答えください。
私といたしましては教科書のような『模範解答』は望んでおりません。教職者として、人間としての回答をお願いします。

子供の宿題ではありませんので、きちんと私の質疑に回答ができる日時を必ず明確にお知らせください。直接折り返しでの回答でも構いません。

梅小路大輔(うめこうじ だいすけ)
以上は私からの八王子市教育委員会への質疑です。

同様のメール(質疑の事項は今回より少ないです)を11月15日、午前11時付けで八王子市教育委員会へ送らせて頂いたのですが、そのメールへの回答は本日(11月19日)21時00分現在、届いておりません。
11月15日の昼頃、上記のメールが届いているか、八王子市教育委員会にお尋ねしたところ、『届いている』とのことでしたが、電話応対に出られた方の口調は笑い口調でしたので、『笑い事じゃないですよ!』と釘を刺しておきましたが、どうも今回の事件に関して真摯的に受け止めているようには思えません。人が『命の話し、問い掛けをしておるのに笑う余裕がある・・・』。人の話しを真面目に聞く姿勢があるようには、とても思えませんね。教職者である前に、『あなたは子供ですか?幼稚園行ってますか?小学校、中学校、行きましたか?何を教えてもらいましたか?』と問いたい。
もう、八王子市教育委員会ではなく『その中で働く○○並みの人間の集まり』って感じです。(○○に当てはまる言葉は各自でお考えください)
こんな自治体に、『市民は税金を払いたい』と思うでしょうか?
この街に住み続けたい、と思うでしょうか?
この街の学校に我が子を通わせたい、と思う親がいるでしょうか?

【追加記事です】
八王子市教育委員会への問い合わせを本日(11月19日)の14:28分に致しました。
しかしながら『お答えできる担当者が不在なので、戻り次第お電話にてご連絡させて頂きます』とのことでした。
17時39分に八王子市教育委員会から着信がありまして、11月15日の質疑メール及び昨日(11月18日23時台配信)のメールでの質疑に対しての回答は『なるべく早く、近日中にお答えをさせて頂きます』とのことでしたので『11月15日の質疑メールからお答えを頂いておりません。子供の宿題ではありませんので、きっちりと回答期日を決めて下さい!』と申しましたら、『それは出来ません。早急に近日中に回答をさせて頂きます』との返答。『民間企業がスピードを持って動けるのに、なぜ回答の期日も決められないんですか?』と言いましたら『無言』なんです。『早急に近日中に回答をさせて頂きます』しか言わない。私の印象で申し訳ないのですが、『あなたは鳥のオウムですか?』と問いかけたくなりましたが、やめました。
以上が本日の私と八王子市教育委員会とのやり取りです。

八王子市教育委員会から回答が届きましたら、皆様にお知らせ致しますので、ご意見等頂けると幸いです。

長文、雑文にもかかわらず、最後まで読んでいただき有難うございました。

梅小路 大輔(うめこうじだいすけ)


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