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短歌まとめ(2023年11月)

人生はマシな地獄を選ぶことって言うきみと手をつなぐこと

11月は小説を書く予定でした。「でした」でお察しいただけるかもしれませんが、実際にはなんか……ほとんど書けず、グダグダしているうちに月が終わりました。お前はいつもそうだ。誰もお前を愛さない……すみませんでした。
さて、1話書いたきりで終わってしまったnovelmberの小説ですが、本当は、「かつてエイプリルフール用に作ろうとしていた一次創作乙女ゲームの学園パロSS」というテーマで書いていくつもりでした。

そして、やっと本題に入りますが、↑の歌も、その話の登場人物のイメージで詠んだものでした。
「ルートによって主人公と攻略対象の一部or全員が破滅するカスの性癖乙女ゲーム」の中で、この歌の人はどのルートでも破滅する自滅の王みたいなイメージなので、諦念と自己完結っぷりを「川柳としても成立する、けどきみがいてくれたら歌になる=少しだけ意味が変わる」で表現できてよかったなと思っています。

「人生の豊かさって選択肢の多さだよね。だったら俺はもう詰んでるから」
とやさぐれている彼は、一体何を企んでいるのか――。

(私の脳より引用)

いやそれを小説で読みたいんだよな。誰か書いてくれないかな。(無理)



まだやってないだけ今はしないだけ死ぬまでずっと未遂のままで

これも↑と同じ、一次創作ゲームのキャラについて詠んだ歌です。
こいつはルートによっては犯罪行為に手を染めて破滅していきますが、選択によって、そこに主人公がいたりいなくなったりします。
「きみとしかできないことをきみと一緒にする」という点で、恋愛と共犯は似ています。(そうか?)



11月に詠んだ歌は以上2首です。少ないな。
12月からはまた日常と性癖の短歌を詠んでいきます。
今年も残りわずかですが、悔いのないよう日々を詠みきるぞ。


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