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悲しみの淵より

ショッキングな出来事

こんにちは、Umiです。
本日、大変ショックな出来事がありました。
今日はそれを昇華させるために綴ります。

『ショッキング』というと、人により程度が異なるかもしれませんが、今日の悲しみの物差しは、Umiの主観が伴っていることを前置きさせていただきます。

具体的なことは書きませんが、簡潔に言うと、よく行っているイタリアンのお店が閉店することになりました。
『え、そんなこと?』
って、今、鼻で笑いながら思いましたね。
そうです。その通りです。
人が『そんなこと』と思うことが、
私にとっては『尊大なこと』
特別だったのです!

あぁ、あのイタリアン、、、
美味しいばかりか、6感で世界を魅せてくれる箱庭を、私は他にしらない、、、
もう、すぐに会える距離にないなんて、痛恨の極み、、、、
あぁ、心が、心が泣いている、、、

目を閉じれば、脳裏に浮かぶ、
過去に味わったご馳走たち、、、
氷のように冷たくて固い心を溶かしてもらい、
モノクロな世界に彩りを添えてもらい、
生命の調和にでくわすことができた喜びと、
よく分からない胸の高鳴りを感じながら、
その味をいくつ噛みしめたことでしょう。

素材そのものの味、色、形、香、音、生地感、、、
あれ?おかしいな?さっきまでレストランにいたのに、なぜ、大自然の中にいるのだろう。と、不思議にも心と宇宙の旋律が交わったような感覚が迫ってくるようなあの感じ、、、。

ん?塩味が効き過ぎている。
と、我に返ると、それは、
自分が流した涙のせいだった。

なんて、経験は後にも先にもこのイタリアンだけだと思います。
「これがあるから戦場に行ける」と思えるほどのモチベーションをどれだけもらったことか、、、。

だから、今私は、悲しみの淵に、一人佇んでいるような気分です、、、

孟子、イタリアンを食す


ただ、文字を読む習慣があった自分を褒めたい。
よく、みなさんのnoteを読んでは、創作の励みにしています。だれかの感動に触れると、感化されますからね。そのおかげか、この悲しみの沼に沈まずにすみました。そう、つまり、沼へ一歩ずつ進んでいた私の肩をガシッと掴んで止めたのは間違いなくあな〜た〜♪私からの『スキ』は、万感の感謝のしるしと受け取っていただけらば本望です!

また、悲しみの感情を創作に向けてくれたのが、こちらの孟子の言葉!

『窮則獨善其身、達則兼善天下』

→窮(きゅう)すれば則(すなわ)ち独(ひと)り其(そ)の身を善(つ)くし、達すれば則ち兼て天下を善くす

→→「困窮の中ではただ自分を善く磨き、
成功したなら社会のために尽くす」いう意味です。

これを読み、
悲しみで心が窮している私でも、磨き続ければ、
のちのち誰かの役に立つかもしれない?かもしれない、、、かもしれない。かもしれない!

と、何度か唱え、疑心暗鬼を決意に転じた次第です。

今は独り、悲しみを糧に『私は孟子だ』と盲信して、涙味の即席ミートパスタをむさぼりながら、noteに向かい創作し続けようと思います。

そして、時が来たら、関西にある別店舗にまた食べに行きたいと思います。

最後まで、読んでいただき、
ありがとうございました。

では、パスタ!

P.S.
悲しみの淵に佇むほど、閉店が悔やまれるイタリアンのお店はこちらです。


東京駅に程近い、丸の内の店舗は2022年この春をもって閉店とのこと。でも、京都、大阪に別店舗があるので、何か成した頃にいきたいと思います。。。

大阪、京都、関西近郊在住の皆さん。
ここはおすすめしたくないほどおすすめの京風イタリアンのお店です!
是非、自分へのご褒美や、大切な人と、そして仲良くなりたいあの人を誘って是非おでかけ下さい!
そして、私の代わりに食レポを、、、切に願います。

オーナーシェフ笹島さんのお言葉

ご報告 2005年オープンより 17年間も営業を続けてきました東京 丸の内店はこの 春をもちまして 契約を終了し 閉店させて頂く事にしました。 契約の関係上ご報告が こんなにギリギリに なってしまいました事 お詫びいたします。 こんなに...

Posted by イルギオットーネ on Friday, March 25, 2022

P.S.のP.S.笹島さんに届けとばかりに、、、

これまで素敵な料理をありがとうございました。
仕事でもプライベートでも腐らずにいられたのは、間違いなく笹島さんの料理のおかげです。

イルギオットーネの料理を初めて見た時、私の目には加工機能が備わっていたかしらと疑うほどでした。なんで、こんなにキラキラしてるのかと。
その日からはもう、ファンです。推しです。虜です!笑

シェフのおもてなしの心が映し出されたような、料理の数々。思い出すだけで、目が涙でほとばしり、毎度訪れるたびに自分の中に、驚き、喜び、感動を実感していたことを思い出します。料理が美味しいだけじゃないのは、シェフが心をそこに置いてきている、その表現の証なのではないかと発想を膨らませたほどです。なんて、アーティスティックなことでょうか!

今回、丸の内のお店が閉店になってしまうというのは、胸の内は上文の通りなのですが、これからのイルギオットーネの新章も前途洋洋でありますことを心からお祈りいたしております。

こんな風に感性に働きかけていただけるほどのお店に、料理に出会えて心底幸せです!
本当にありがとうございました!
また、京都のお店にも絶対行きます!

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