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他人軸から自分軸へ⑮~やってはいけないと思っていることをやってみる~

元小学校教員、4児母のうみです。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。


西洋占星術を学ぶ中で
人に合わせすぎたり、
石橋を叩いて叩いて叩き割るという素の性質

表向きどんどんチャレンジしていったり、
目標に向かって崖登ってでも突き進む性質
どちらも持っていることがわかったのですが、

やりたいことをやりたいように
やらせてもらえていなかった

という感覚が子どもの頃から
ずっとありました。

教員時代も比較的自由な学校
と言われる学校だったにも関わらず
やりたいことをやりたいように
やらせてもらえない

その感覚を拭うことが
できなかったなぁと思っています。

自分がやりたいと思うことは
教員でいる限りできないのではないか
そんなことを考え始めた私は、
やっちゃいけないと思っていることを
やってみよう!

と考えてみました。

まずは、
自分が着てみたいと思う
ワンピースを買ってみました。 


えっ!?そんなこと?


と思うかもしれませんが、
そんなことすら私にとっては
ものすごく勇気が要ることだったんです。

低学年の担任ばかりしていた私は
しゃがむこともよくあるし
とにかく動きやすさも求められるので
基本的に仕事ではパンツスタイル。

式典の時も準備などあるため
直前までパンツスタイルで
式典の時だけスカートに着替える。

自分の子どもができてからは
プライベートですら
マタニティや授乳服のワンピースは着ても
自分が着たいと思うワンピースを
着ることができませんでした。

今思えば、それくらい
低学年の先生はこうあるべき
小さい子がいるママはこうあるべき

そういうものに囚われていたんだと思います。

それまで服を買う時は
母親にこれは
「職場にきて行っても大丈夫かな?」
とか夫に
「この服、買ってもいいと思う?」
などと確認していました。

でも、このワンピースを買う時は
誰にも相談せずに自分で決めました。

つぎに
そのワンピースを着て
写真を撮ってもらいました

家族写真ではなく1人で


大人になってから
母になってから
1人でカメラマンさんに
写真を撮ってもらうなんて
個人事業主の人がやること

そんな風に当時は思っていました。

でもたまたまチャンスがあり
直感で行った方がいい気がして家族に
「1人で写真撮ってもらいに行ってもいい?」
と聞くと、
「いいよ」
と送り出してくれました。

photo by 丸山義嗣さん


家族で撮影してもらうのは好きでしたが、
自分1人で撮ってもらって
なんのためになるの?
というのが説明できなかったから
抵抗があったのかなぁと思います。

今だったら、
撮ってもらいたければ撮って貰えばいい
と思いますが、それまでの私は
自分のために自分のお金や時間を使うことに
まだ後ろめたさや罪悪感があったんだと思います。

これは成人式の着物撮影の時の経験も
あると思います。
姉は着物を買ってもらい
写真撮影もしてアルバムも作ってもらっていた
(今思えば着物購入特典などでできたのかもしれませんが…)
でも私は
姉のお下がりの着物
家族で写真撮影はしたけどアルバムではなく
小さい写真のみ
見かねた姉が私の誕生日プレゼントと称して
「欲しい写真、何パターンか買うよ」
と言ってくれたので
1人の写真もありますが
そういうことでも
私はお金をかけてもらえない存在

自分のことにお金をかけてはいけない
そんな風に考えしまっていたんだと思います。

さらには

自分の心を満たすことは贅沢なこと

誰かの何かの役に立たなければ
私が生きている価値はない

そんな風に考えてしまっていたんだと思います。

でも、写真を撮ってもらったことで
やっちゃいけないと思っていたけど
やってみたらできた

自分のやりたいことを
自分がやらせてあげればいい

そんなことを思いました。

そして、
私のやりたいことやっても
家族は受け入れてくれる
そんなことを改めて感じました。

その後、
1人で撮影してもらった写真を
Facebookにアップしてみました。
アイコンもイラストのアカウントで
友達のみの限定公開で
それでもかなり勇気のいることでした。

すると
誰も何も文句言わない
むしろ褒めてくれる
自分がしたことSNSにアップしても大丈夫かも

そうやって
自分ではやってはいけない
と思ってしまっていたことを
やってみるで
やってみたらできた!
を増やしていきました。

⑯へつづく

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