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投資#177 ダンスの必修科目化を別の角度から見ると・・・


書籍の情報


タイトル:すごい音楽脳
著者:宮﨑敦子
発行所:株式会社すばる舎
発行日:2023年10月29日

書籍の抜粋


ダンスが、小、中学校の必修科目となりました。2012年には、埔里のダンスリーグD・LEAGUEが発足しました。2024年パリオリンピックでは、ブレイクダンスが正式種目として採用されています。65歳以上のダンスチームが参加するダンスリーグFIDA GOLD CUPも開催されています。
市場が盛り上がってくることで、ダンスに興味を持つ人もぐっと増えてきました。
ダンスは、音楽を使った優れた脳トレの一つです。認知機能と身体機能を同時に向上できるメリットがあります。
ダンスと脳の関係について研究してみると、やはりよい効果があることがわかってきました。脳と体を同時に鍛えたい人は、ぜひダンスをやってみてください。
ダンスをする最大のメリットは、前頭葉の機能である実行機能だけでなく全般的な認知機能が高まるということです。実行機能とは、何かを行う能力で、注意力、処理能力、思考の速度、推測力など、目標達成するために必要な能力です。日常でもとても重要です。
実行機能は加齢に伴い脆弱になるため、高齢者がダンスをすると、認知機能の向上と、認知機能低下の予防に役立ちます。脳だけではなく、上肢、下肢、体幹のすべてが鍛えられ、体のバランスをとる力などもつき、身体機能も向上します。
週3回、1回30分のダンスが、あなたの脳と体の機能を高めてくれます。
少し仕事が早く終わったときや、勉強の息抜きに、ダンスをやってみてください。高齢者には特にダンスはおすすめです。

ダンス市場が盛り上がっているにはワケがある!

ビートやリズムが明確な曲は、聴くだけで運動前野の活動を引き起こします。
そして、テンポが速い曲よりも、速い曲のほうが大きな脳活動を伴います。つまり、速いテンポの曲を聴くと、運動準備がよりしっかりできるというメリットがあるのです。

ビートを感じると、脳が覚醒し、運動もうながされる

他人と一緒にリズムをとれるのは、人間しかいないのです。
他人と一緒にドラムを演奏するのは、とても高度な脳の使い方です。

リズムを合わせるのは人間にしかできない高度な特殊能力

感想


ダンスが必修化された
ことは聞いていました。

もう10年以上前のこと
だったのですね。

平成20年だから、
まだ私が学生の頃
だったのか・・・。

ダンスは、「創作ダンス」、「フォークダンス」、「現代的なリズムのダンス」で構成され、イメージをとらえた表現や踊りを通した交流を通して仲間とのコミュニケーションを豊かにすることを重視する運動で、仲間とともに感じを込めて踊ったり、イメージをとらえて自己を表現したりすることに楽しさや喜びを味わうことのできる運動です。

https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1330882.htm

小学校は、2011年と
中学校よりも一足
早かったのですね。

親になり、子どもを持つと、
こういう話にアンテナが
自然と立つようになる
ってことでしょうか。

文部科学省は、
コミュニケーションや
自己表現を重視
しているようです。

短期的にはそう
なんでしょうけれども、

違う狙いもあるのでは
と勘ぐってしまいます。

悪い意味ではなくてですよ。

本書籍によれば、
認知機能と身体機能を同時に向上できる
メリットがあるそうです。

一石二鳥を取りに行く
というのも考えられますし、

小さい頃からダンスを
教え込んでおいて、
高齢者になった時に、
なるべく健康寿命を延ばし、

高齢者の医療費を削減
しようとしているのでは
ないかとも考えられます。

これらに関しては、
健康寿命が延びるという恩恵
を受けられますから、

国からの悪くない取引と
考えてもいいかと思います。

また、違う見方をすれば、
健康な状態を維持させて、
長く働かせる。

つまりは、労働力不足を
急激に訪れさせるのではなく
緩やかに訪れさせて、

時間稼ぎをしている間に、
別の方法で労働力不足対策
をしようとしてるとも
考えられます。

近年の、
増税や外国人技能実習制度
の愚策と比べると、

長期視点で、優良な策に
思えます。

なぜ愚策なのか・・・

こちらの話になると愚痴が
たくさん出て仕方ないので、
話を戻します(笑)

脳が覚醒し、運動もうながされるし、
他人と一緒にリズムをとれるのは、
人間しかいないし、

と、
より健康になりつつも、
人間にしかできないこと
というところが心地良く
感じます。

まとめ

ダンスの必修科目化を別の角度から見ると、良いこと尽くめ

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