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投資#86 運は人徳で決まる


書籍の情報


タイトル:1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」
著者:西中 務
出版社:東洋経済新報社
発行日:2017年3月2日

書籍の要約

  • 「情けは人のため為らず」という諺もあるように、人の役に立つ善いことをすると、運が良くなる。悪賢く立ち回って成功する人もいるが、悪いことで得た成功は長続きせず、すぐ不幸になってしまう。

  • 自分の間違った思い込みのせいで人を束縛すると、運が落ちる。運が落ちていると気づいたら、自分の行動に問題はないか確認した方がいい。

  • 運を良くする方法のうち、最もわかりやすいのが、争わないことである。なぜなら、「争うと運を落とす」からだ。争いで困っている方が態度を変える-それが運を呼ぶコツだ。

  • 人は無意識に、「道徳的な罪」(法律は破っていないが、身勝手なことをして人に迷惑をかけること)を犯す。そして、毎日の食事で肉や魚、野菜の生命を奪い、それをいただくなど、生活の全てに、必ず誰かの“おかげ”がある。こうした「道徳的な負債」を放っておくと、運が落ちる。しかし、道徳的な罪に気づき、感謝の心を持てば、運が落ちるのを防げる。

  • 運は人徳で決まる。人間性が良いと、一見、損な生き方をしているようでも、運が味方して成功する。一方、人柄が悪い人は、一時は成功しても、運に見放されて転落する。

  • 運の良い成功者は、自分の利益より全体のことを優先する。例えば、イエローハットの創業者。鍵山秀三郎氏は、食品を買う時、賞味期限が切れる寸前のものを選ぶ。賞味期限切れ食品が増えると、それを捨てる店は損をする。そして、その穴埋めに商品を値上げするため、客も損するからだ。もっと全体を見ることで、思わぬ得をしたり、運が開けたりする。

感想

なんで弁護士が運の良くなる生き方を
説いているのかときになりました。

法律事務所には、
トラブルに巻き込まれて相談に来る人もあれば、
来るたびに会社を大きくしている人もあり、
いろいろなひとがくるからなんだなと
わかりました。

浮気の相談もあるようで、
浮気されて困っている方の行動を変えさせて、
浮気をやめさせるということを
著者はおこなったようです。

すごく機転が利くのですので、
さすが頭がよいと思いました。

毎日の食事で肉や魚、野菜の生命を奪い、それをいただくなど、生活の全てに、必ず誰かの“おかげ”がある。

ほんとその通りだなと思います。
他の生命奪わずしては生きていけないし、
道徳的な罪に気づき、感謝の心を持つだけで
よいのかどうかは気になりました。

野菜の生命を奪わないまでできる人は
いませんが、
こういう方たちはいらっしゃいますね。

ベジタリアン
=肉や魚を食べない

ヴィーガン
=肉や魚を食べない+卵、乳製品、はちみつも口にしない

私から見たら、修行僧のようであり、
このような俗世離れしたことを、
逆立ちしてもできない・・・
とあきらめてしまいます。

食品を買う時、賞味期限が切れる寸前のものを選ぶ

一方、
食品を買う時、賞味期限が切れる寸前のものを選ぶ
なら私でもできそうです。

あくまで、欲しいものがある時に、
なるべく賞味期限の近いものを選ぶ程度ですが。

あと、食べる計画上、食べる時に賞味期限を
過ぎないことが前提です。

ですので、お昼ご飯を買いに外に出たときは、
お昼にすぐ食べるものの一部で、賞味期限が
近いものをいただくことが多いです。

明日のおやつに
というものは、しっかりと賞味期限見てます
という感じです。

少しは、全体を見た行動になっていると
いいのですが。

感謝の心を持つ、全体を見た行動をする、
これは人徳をもっていないとできないこと
なのかもしれません。

まとめ

運は人徳で決まる

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