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投資#147 義務教育に無駄は少ない!?


書籍の情報


タイトル:世界史を大きく動かした植物
著者:稲垣栄洋
発行所:株式会社PHP研究所
製作日:2018年8月29日

書籍の一部要約

  • オランダは相手国と友好を結びながら、国交を広げていくようになった。これには理由があり、スペインやポルトガルは自国の貿易の独占を守るために、オランダ人の悪評を流していた。また、乱暴な征服や強引な植民地支配により、スペインやポルトガルといった大国が瞬く間に凋落していく様子を目の当たりにした。その悪評を払拭するためにオランダは現地の君主と友好を深めようとした。

  • やがて、イギリスはスペインの無敵艦隊を破り、オランダは東インド諸島でポルトガルを打ち破った。そして、世界の覇権はイギリスとオランダへと移っていった。

  • 徳川家康は、スペインとの交易を進めた。しかし、オランダは「スペインが日本を侵略しようとしている」と報告し、幕府はスペインとの国交を断絶する。幕府の立場では、貿易はしたいが、キリスト教の布教は禁止したかった。その点、オランダはプロテスタントであったため、ポルトガルやスペインのカトリック教徒のように布教活動をしていなかったのである。

感想


前回と同じ、
コショウの話に紛れて、
こんなことが書かれていました。

最初に日本にやってきたのは、
なぜ、ポルトガル、スペイン
だったのか。

江戸幕府は、長崎の出島で、
オランダと貿易していたのは
なぜか。

教科書では、
どこどこの国が来たとか、
貿易をしたとか、
貿易品はなんだったか、
が書いてあったように
思います。

その背景までは
さすがに書かれていなかったのでは?
なんて思います。

こういうことが
今面白く読めるのは、
義務教育で学んできたことが
無駄ではなかったという
証拠でしょうか。

それとも、習ったはずのことを
忘れてしまって、歳をとってから、
そこを補えていることに
喜びを感じているだけでしょうか?

まぁ、どちらにしても、
義務教育で習わなかったら、
このような経験を今していない
わけですから、

義務教育も無駄ではなかった
と思います。

貿易関係の職種の人なら
もっとありがたみがあるかも
しれませんね。

私の職種では、ほぼ関係ないので、
仕事上のありがたみはないですが、

人生を豊かにしてくれている
気がします。

とすると、義務教育で習ったことが
無駄になるというのは少なさそうですね。

義務教育って
このためにやっていたのかは
わからないですが。

まとめ

義務教育に無駄は少ない!?

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