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ラムダの国

十世紀ハチ。ラムダの国では、自然豊かなあ都市と工業の発展により老若男女の生活の安定する素晴らしい日々が送られていた。
そんな中で私も新しく派遣会社で働く事となった。
年末に起きた強盗事件、その目撃者となった私たち家族の元にベランダから取材陣がやってくる。取材陣なのかはたまた別人なのか。父は接客もせず私が座布団を出しお茶汲みをしてお風呂に入って出てくると、皆姿を消していた。仕事に向かい先輩に先程の出来事を話す。父の対応と取材陣の様子。その後急に頭がキーンとなり、なぜか涙が溢れてくる。同じ部屋にいた女の子1人はすでに大号泣していた。男女の先輩は何かに苦しむような表情。私はそのまま気を失ったようだ。
キールと呼ばれるその現象。目を覚ますと忘れてしまう私たち。その中でも記憶あるものたちがキールの正体について迫っていく。頭に何か埋め込まれているのではないか。誰かに操られているのか。

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