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#86 今年のカラーはこれで決まり!

こんにちはGENです。

皆さんは今年のトレンドカラーを知っておりますでしょうか?
実はトレンドカラーを決めている組織というものがありまして、
主に以下の2つの組織によって決められています。

  • PANTONE

  • JAFCA

それぞれの組織について、詳しく見て行きましょう。

1.PANTONE

世界的な色見本帳を出している企業「PANTONE」。

PANTONEの色見本帳は、製品の色を決定するヒントとしてあらゆる業界で使われています。
アパレルだけではなく、美容、インテリア、工業デザインなど、その範囲は広大です。

また、素材ごとにも色見本帳を提供しています。
ペーパーやコットン、ナイロンなど、素材に応じても色の質感が異なるためです。

2.JAFCA

カラートレンドの研究や発信、色に携わるコンサルティングなど、「色」にまつわる事業を行っている協会が
JAFCA(一般社団法人 日本流行色協会)」です。

1953年の創立以来、ビジョンとして
「色で新しい価値を創造する(COLOR Makes Value)」を掲げ、
産業界の「色」をリードしてきました。

翌年の流行色だけでなく、レディスウェアやメンズウェアの「カラートレンド」も発信し、季節ごとにトレンドカラーも出しています。
JAFCAが実施するマーケット調査とインターカラー(国際流行色委員会)の情報をもとにカラーを選出しているため、信頼性が高いのもポイントです。


2023年のトレンドカラーは?


PANTONEが2023年の流行色カラー・オブ・ザ・イヤー2023)として選んだのは「ビバマゼンタ」。

すこし濃いめの赤に黒が混ざったような色で、堂々とした印象です。

公式はビバマゼンタをこう表現しております。

・私たちの精神に活力を与え、内なる強さを構築する手助けする色
・天然染料が由来であり、もっとも強く明るい赤系統

一面で大胆に使ってもその良さを生かせますが、
ワンポイントでも十分に映える色であることから、用途は限定されないのが特徴です。

JAFCAが2023年の色に選出したのは「ルミナスイエロー」。
心がほっと落ち着くような淡い優しさを感じる色合いです。
「やさしさに包まれるイエロー」とも称しています。

JAFCA公式サイトでは
「優しく穏やかで、希望を感じさせてくれる色です。淡く柔らかい色は不安で固まった心にも無理なく入っていき、そっと癒し、明るい気持ちにしてくれるのではないでしょうか」と記されています。
2020年から、誰も予想し得なかったパンデミックに不安を覚え、混乱した私たちの心を、そっと癒してくれるそんなカラーです。

ちなみに2022年のトレンドカラーは?

昨年のトレンドカラーには、次の2色が選出されていました。

  • ベリーペリ(Very Peri)

  • ジョリーコーラル(Jolly Coral)

「グローバルな時代精神と変遷の象徴」「孤立していた厳しい時代からの脱出」などがキーワードに挙げられたベリーペリ。
「前に進む力」「鮮やかな世界」を表したジョリーコーラルの2色。

閉塞感のある世界から脱しようとする意思が感じられます。

皆さんもトレンドカラーを取り入れたコーデを取り入れて
今年もお洒落を楽しんでいきましょう!

また更新します!
では、また。

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